仲間が増える
『スーツで現場』のお話で1つ話し忘れしていたことがあったのでちょっとだけ付け加えようと思う。
1フロアー500人程度入るフロアーの工事は、同じビル内での移転もあったので
その場合は社員さんの仕事が終わってからの工事となり当然夜間工事。
そうなると、金曜、土曜と現場に泊まり込みで働き詰めなんてことも何度もあった。 オフィスや店舗の工事は、夜間工事が結構多い。とっても大変なお仕事です。
しかも、当時は自宅が埼玉県川口市で、そこから横浜市まで片道55㎞、2時間近くかけて通っていた。 もう何もかもが必死。そんなことをふと思い出したので付け加えさせていただいた。
その後は、店舗の新店工事などが北は新潟県から南は神奈川県まで色んなところであり、 週に2、3日出張なんて日もよくあった。そして移動は会社の車、年間の走行距離は3万㎞超えていた。(笑)
店舗の工事も当然初めてのことなので、覚えることもいっぱいあった。警備機器、監視カメラ、インターホン、 ビルの電話盤、電話回線、デスク、パーテーション、、、もうお腹一杯。
それでも少しずつ仕事も覚えてくると少し楽しく感じられるようになって、充実していた時期もあった。
それからさらに1年くらい経った頃だろうか、仕事も忙しくなり当時一緒に起業した友人と話し合い、 もうひとり人を増やそうということになった。その時既に誰を仲間に加えるかというのは僕の中では決めていて それは前職の後輩だった。その後輩に連絡を取り、2度ほど話して彼が一緒に働くことになった。
そして彼が仲間なって1年程度で仕事を覚えてからは、『よし、これでしばらくは安泰だ』と思っていた。
週末になると、よく、夜遅くまで仲間と一緒にお酒を飲んで楽しんだ。あの頃は最高によかった!
だが僕の人生は、そんなに単純ではない。
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