きっかけ:
お母様との同居やお仕事環境の変化などで、ライフスタイルの変更をきっかけに、現在お住まいされているマンションをリフォーム
■間取りコンセプト
●食が家族の中心になる家
お料理を作るのが楽しくなるキッチン
少しの移動で作業がはかどり、機能が充実したコックピットの様なキッチンスペースにする
●キッチンに住んでいるような家
キッチンに居てもリビングとの一体感があり、ずっとキッチンに居たくなるような居心地の良いキッチン
●プライベートな個室は最低限で良い
ご家族皆様が(お母様、ご主人様、奥様)和やかにコミュニケーションが取れる充実のLDKと、それぞれの個室を設ける
●パントリーやウォークインクローゼットで、収納場所を集約
●玄関・廊下・洗面所・トイレを広めに取り、安心安全な空間づくり
元々の間取りではデッドスペースも多くありましたが、スケルトンリフォームで、デッドスペースがなくなり、無駄のない有効的な空間になりました。
個室だったキッチンは、オープンにする事でとても明るく開放的になり、
リビングとの一体感が感じられます。 また、造り付のカップボードやパントリーなどの充実した収納と、リビングからは見えない配置の家電収納で、スッキリしたキッチンを実現させました。
■デザインコンセプト
長年ご希望されていた、『ケミカルな物を出来るだけ無くし、自然素材に囲まれる生活』
そして、家具やアートなど、『愛用しているお気に入りのインテリアを活かす空間づくり』
●床材は無垢のバーチ材を採用
床暖房を各部屋に敷設。床暖房用に熱処理されたバーチ材は、黄褐色で温かみがあります。
●リビング・ダイニング・キッチン・廊下の、壁・天井には漆喰の塗壁
調湿機能や消臭機能に優れている漆喰は、一般的なビニルクロスとは異なるクリアな空気感を体感できます。
●建具(ドア)も自然素材
最近では木目のシート貼りが主流ですが、こちらも自然素材に拘り、木と塗装で仕上げた「自然素材の建具」です。
●ダイニングテーブル・キャビネットは、メープルの無垢材、リビングのカフェテーブルも銀杏の木で造られた一点もの
ご親戚の家具職人さんが、とても丁寧に愛情を込めて造られた家具は、フォルムが美しく手触りも優しい、特別な家具です。
そんな家具たちとの相性もしっかり考えながら、内装材の色やデザインを何度もお打合せしました。
●大好きなアートを飾りたい!
ピクチャーレールも各所に設け、大好きなアートを沢山飾れるようにしました。今回のリフォームは、アートとの色のバランスもポイントでした。
●玄関の上框はR型で優しい印象に
R框を採用することで、優しい印象の玄関になりました。