壁材の選択肢はビニールクロスだけじゃない!?

リノベーションやリフォームの際に壁材を選ぶとなると、当然のようにビニールクロスを考えていないでしょうか?リフォーム業者の多くも、当たり前のように勧めてくるかもしれません。しかし、壁の仕上げ材として使えるのは、ビニールクロスだけではありません。選択肢を広げ、お気に入りの、自分の家のデザインや機能にマッチした壁材を見つけてみましょう!

1. 壁材の選択肢は沢山!

ビニールクロス以外の壁材はいくつかありますが、その中でも人気の壁材をご紹介します。

■世界中で愛される『塗り壁』

日本を含め、世界各地で昔から愛され使われているのが塗り壁です。日本では漆喰や珪藻土が有名で、健康被害を防ぐためにも効果的な自然素材です。塗り壁というと、日本では和風なイメージや古いイメージを持つ方もおられますが、地中海沿岸を含むヨーロッパでは一般的で、真っ白な塗り壁が、温かい日差しや海とマッチするオシャレな空間を作り出しています。そのため、塗り壁は和風テイストだけでなく、人気の地中海・南欧・北欧テイストなどの洋風の家を作るうえで欠かせない壁材となっています。また、塗り壁の仕上がりの美しさは、職人の腕にかかっていると言っても過言ではありません。ですから、腕のある職人によって仕上げられた塗り壁は、デザインにこだわりの見える部屋を作り出してくれます。

■自然に囲まれたような『木壁』

自然に囲まれた空間を作り出す壁材としては、塗り壁以外にも無垢材などを使った木壁もあります。無垢材を使うなら、木のもつ調湿効果が得られますし、木のもつマイナスイオンを感じたり、香りを感じたりと、家にいながら森林浴を楽しめます。木で仕上げる壁は、全面を木で仕上げる以外にも、アクセントとして部屋の1面だけ貼る方法や、腰壁に木を使い腰から上はクロスや塗り壁で仕上げる組み合わせも出来ます。腰壁に木を使う事は、デザイン性だけでなく傷つきやすい腰から下の壁を守るうえでも効果的です。

■耐久性の高い『タイル壁』

床材としてのイメージがあるタイルも壁材として利用出来ます。凹凸のあるデザインタイルを貼って、デザイン性を楽しむことも出来ますし、機能性を求めて、調湿・消臭機能のあるタイルを貼ることも出来ます。特に、タイルは水に強く耐久性・耐火性が高いことから、キッチンのシンク周りに使ったり、トイレのアクセントとして1面に使ったりと、水回りの壁に使う点で人気です。勿論、リビングやダイニング、個室に使うのも人気で、光沢のあるタイルを使えば高級感や重厚感を演出できますし、マット仕上げやレンガのような素朴な雰囲気なタイルを使えば、自然素材に囲まれた家にもマッチします。
しかし、タイル壁は重くなるので、壁そのものの強度や、耐震の面も考慮したうえで、壁用のタイルを選ぶ必要があるので注意しましょう。

2.それでもクロスが人気!?

こんなにも壁材の選択肢があるにも関わらず、新築でもリノベーションでも実際に良く使われ人気があるのは、ビニールクロスです。なぜそこまで人気があるのでしょうか?

■安くて早くて種類が豊富な『ビニールクロス』

ビニールクロスの人気は、そのデザインやカラーの種類の豊富さにあると言えます。各メーカーが毎年様々なデザインのビニールクロスを出しています。見た目だけを重視するのであれば、塗り壁調、木調、タイル調など、先に取り上げた素材に見えるような柄のビニールクロスもあり、カタログから洋服を選ぶように簡単に選ぶことが出来ます。しかも、他の壁材に比べ価格も安いものが多く、広い面積に使われる壁の仕上げ材にビニールクロスを選ぶことによってリノベーションやリフォームの費用を抑えることが可能、というのは大きなメリットです。また、技術はいるものの比較的施工が楽で、塗り壁のように乾く時間を長くとる必要もないので、施工期間が短く早く終わります。安くて、工事が早く、種類が豊富となると、リフォームでは特に人気の壁材となっています。

■ビニールクロスではなくて『壁紙』を使うという選択肢

実は、クロスにも種類があります。今でこそクロスと呼ばれますが、昔から「壁紙」と言われていたことからも分かるように、ビニールではなく紙のクロスもあります。和紙を使用したものや、ドイツ国内で広く普及しているオガファーザーという再生紙とウッドチップを使ったウッドチップクロスや、バージンパルプを使ったフリースクロスなどがあり、どれも自然素材に特化したクロスです。ビニールクロスに含まれる化学物質が気になる方や健康被害を考慮に入れて家作りをしている方には、クロスにするにしても、自然素材の紙クロスを選ぶという選択肢があります。

まとめ

材料費が安く、工期が短く、種類が豊富なことから、壁の仕上げには当たり前のようにビニールクロスが使われています。しかし、他の選択肢もあります。高級感があり調湿・脱臭効果を期待出来るタイル、自然素材で、職人の技が光り、和風・洋風にもマッチする珪藻土や漆喰などの塗り壁、自然に囲まれ森林浴が出来る木壁などがあります。クロスでも、健康に配慮した紙のクロスを選ぶことも出来ます。壁の仕上げはビニールクロスだという固定概念を無くして、費用、デザイン性、機能性などを検討して納得のいく壁材を選びましょう。

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