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天井に奥行きが!天井が高く見える!?ルーバー天井って何?

天井に奥行きが!天井が高く見える!?ルーバー天井って何?

投稿日:2021年4月9日

天井を仕上げる方法には、クロス仕上げやコンクリート仕上げなど様々な方法があります。その中でも、リノベーションで最近人気なのがルーバー天井という仕上げ方法です。ルーバー天井をキッチンに採用してカフェのような雰囲気を楽しむ方、コンクリートと木の対象的な素材でクールな雰囲気を楽しむ方など、戸建てか、マンションか、構造に関係なく取り入れることが出来ます。
そんな、ルーバー天井とは何なのか、どんなメリットがあって、リノベーションで取り入れる際には、どんな点に注意すべきかについてご紹介したいと思います。

天井に奥行きを見せるルーバー天井

リノベーションで人気のルーバー天井とは何でしょうか?ルーバー天井に仕上げることには、どんなメリットがあるのでしょうか?

■ルーバー天井とは?

羽板と呼ばれる細長い板を、平行に等間隔の隙間をあけて並べたものをルーバーと呼び、そのルーバーで仕上げられた天井のことをルーバー天井と呼びます。隙間を空けることによって、風を通したり明かりを通したりすることが可能で、換気や採光のために使われるのが一般的です。

ルーバーは天井の仕上げ方法として使われる以外にも、通風のために横並びのルーバーをドアの一部に使ったり、明かりや風を取り入れつつも目隠しになるように、縦並びや横並びのルーバーを庭周りのフェンスや部屋の間仕切りのパーテーション、壁などにも使われたりしています。天井で使われる場合は、固定されていますが、ルーバー窓のように、角度を調整できるタイプもあります。また、使われる材料も、目的や設置場所に応じて、木やアルミ、樹脂、ガラスなど様々なものがあります。

■マンションの天井にルーバー天井

天井にルーバーを使うことは、ロフトのような場所であれば、上部階の明かりを下部に取り入れる採光の役目や換気の役目を果たします。しかし、一見効果的ではないように感じるマンションのようなワンフロアの場合にも、ルーバー天井は人気です。

マンションの天井は鉄筋コンクリートの構造上、大きな梁が通っていて天井に凹凸が出来てしまいます。それらの凹凸を隠すために、天井を梁の下で仕上げることは可能ですが、そうすると天井が低くなってしまいます。

しかしルーバー天井によって隙間があることで、奥行きが出来て天井に高さが生まれます。梁を隠すのではなく、周りにルーバーを付けることで、梁による凹凸の大きさを目立たなくすることも可能です。また、ルーバーによって天井の照明を隠すことが出来て、太陽光が差し込むような雰囲気を演出するうえでも効果的です。業務用の大きなエアコンを天井に付けて隠すことも出来ます。ルーバー天井は、マンションのような限られた天井高を最大限に活かしつつも、奥行きがあるように見せることが可能なのです。また、ルーバーによって天井に縦長のラインが出るので、ルーバーを付ける方向によって部屋を広く見せる効果も期待できます。

さらに、機能的な要素だけでなく、そのデザインの良さからもルーバー天井を採用する方も多くいらっしゃいます。特に鉄筋コンクリートの無機質になりがちなマンションで、自然素材に囲まれたナチュラルな雰囲気に仕上げたい場合には効果的な天井仕上げです。ルーバーの材料に無垢材を使用することで、木ルーバーを通して見える照明の明かりに温かさがプラスされ、自然素材で仕上げたナチュラルテイストなインテリアに統一することが可能です。

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リノベでルーバー天井にする時の注意点

天井を高く見せる効果を期待できるルーバー天井ですが、リノベーションで取り入れる場合、どんな点に注意すると良いのでしょうか?

■部分的に取り入れることで高さをプラス!

家の天井全てにルーバー天井を採用してしまうと、上部に目線が行き、天井を高く見せるどころか反対に、重たい印象になってしまう危険性もあります。
重たい印象を避けるために、全体ではなく高く見せたい部屋や空間だけなど、部分的にルーバー天井で仕上げることが効果的です。むしろ、クロス仕上げなどの一般的な天井があることで、ルーバー天井部分の奥行きがアクセントとなり、吹き抜けのような開放的な空間になります。

実際に、家全体よりも、梁と梁の間を利用した一部にルーバー天井を作ったり、キッチンやリビング部分だけに取り入れたりすることが人気になっています。

■見た目と掃除のしやすさを考える

ルーバー天井は、見た目の良さが得られる一方で、隙間がある分、ホコリが溜まりやすかったり、クモの巣が張っているのが見えやすかったりするというデメリットもあります。
ルーバーの隙間の間隔や大きさ、色によって、部屋の雰囲気は大きく変わりますが、同時に掃除やメンテナンスのしやすさも変わります。間隔が広いと、隠している天井や照明が見えやすくなってしまいますが、隙間が広い分、掃除や電球の取替えはしやすいかもしれません。

また、濃い色のルーバーを選ぶと、ホコリやキッチン部分に使う場合などは油汚れが目立ちやすくなるので、メンテナンスも考えた色選びも重要です。サッと拭きやすい樹脂製やワックスが使われている無垢材を選ぶのも良いかもしれません。さらに、色という点では落ち着いた雰囲気を高めるために、ルーバーではなく、天井そのものをグレーのコンクリートから黒に塗装したうえでルーバーを取り付ける方法もあり、ルーバーだけでなく天井や照明の色も意識しましょう。

まとめ

等間隔に羽板を取り付けて仕上げる天井ルーバーは、リノベーションでの天井の仕上げ方法として人気を集めています。天井ルーバーを取り付けることで、梁や照明、エアコンを隠せるだけでなく、その奥行き感から天井を高く見せたり、

部屋にアクセントをつけたり、素材によって温もりを感じさせること出来るため、マンションリノベでも人気です。天井ルーバーを付ける場合は、デザイン性だけでなくメンテナンス方法も考えて、サイズやバランス、色、素材を考えましょう。また、家の全ての天井で使うよりも部分的に使う方が、アクセントとなり天井を高く見せる効果が得られます。

高さの限られた部屋の天井を高く見せるため、温かな雰囲気の部屋にするためにルーバー天井を取り入れてみるのはいかがでしょうか?

 

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