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『SIC・シューズインクローゼット』って何?あると便利!?

投稿日:2020年7月20日

最近、ウォークインクローゼットという響きに似ている、シューズインクローゼット(SIC)という名前を聞いたことがあるという方は少なくないかもしれません。新築では、標準仕様として設けている住宅メーカーも増えてきました。そのため、新築にあるなら便利なのでは?リノベーションの際に、プランに取り入れた方が良いのでは?と思われる方、気になっている方も増えています。
しかし、そもそもシューズインクローゼットとは何なのでしょうか?本当にあると便利なのでしょうか?

シューズインクローゼットって何?

まずは、シューズインクローゼットとは何か、実際にどのように使うことが出来るのかについてご紹介したいと思います。

■靴箱よりも大容量収納が可能!

シューズインクローゼットとは、玄関横に設けられた収納スペースのことで、玄関とは別に、一般的に1~4畳ほどの広さで土足のまま入ることが出来ます。クローゼットにすることで、市販の靴箱よりも広いスペースになるので、大容量の靴を収納することが可能です。夏だけ使うサンダルや、冬に使うブーツなどシーズン物も含め、全てを一か所に収納できて季節に合わせて変える必要がありません。

■収納できるのは靴だけではない!

シューズインという名前から、靴の収納のみを考えてしまうかもしれませんが、実際にシューズインクローゼットを設けた方は、収納できる物が靴だけではないことに良さを実感しておられる方が多くいらっしゃいます。
例えば、ベビーカーやゴルフバッグ、釣竿、外用の車いす、コート、帽子、雨具など、外へ出かける時の必需品から、趣味のアウトドア用品まで、靴だけでなく様々な物を収納する場所として使われています。
靴以外の大きな物を収納するのであれば、ある程度のスペースが必要なので、中で歩けるサイズのウォークインタイプや、シューズインクローゼット側から玄関ホールに上がれるウォークスルータイプの様な作りが適しているかもしれません。

シューズインクローゼットはあると便利!?

大容量収納が可能なシューズインクローゼットは、実際にあると便利なのでしょうか?便利に使うためのポイントと共に見てみましょう!

■隠す収納で玄関は広々シンプルに

シューズインクローゼットを設けることで隠す収納が可能になります。家族が多く靴が沢山ある方や、靴をコレクションしている方でも、よく使う靴を数足だけを置くことはあっても、大きな靴箱が必要なくなるので、玄関は広く使え、見た目もシンプルになります。玄関スペースを広く確保出来ることで、植物を飾ったり、靴を履くためのベンチを置いたり出来るかもしれません。
しかも、シューズインクローゼットの中には、オールシーズンの靴を収納することが出来るので、他の部屋の収納スペースに靴を収納する必要がなく、それぞれの部屋に必要な物の収納スペースを確保することが可能です。必要な物を必要な場所に収納することは、玄関だけでなく家中を広くシンプルに使ううえで役に立ちます。マンションなど庭がなくベランダや廊下が共用スペースとして、屋外に物を置けない方にも便利な空間です。

■納戸よりもシューズインクローゼット!

靴以外にも色々な物を収納するのであれば、シューズインクローゼットではなくても納戸でも良いのではないかと思われるかもしれません。確かに、納戸にもメリットはありますが、収納する物が外に持ち出して使う物が多いのであれば、シューズインクローゼットの方が便利です。なぜなら、シューズインクローゼットであれば基本的に、土足のまま入っていけるような作りになっているからです。外から帰ったときに、靴を脱ぐ事なく収納出来ます。また、ベビーカーや外用の車いすなどの車輪部分が汚れていても、毎回拭く必要がなく、そのまま置くことも可能です。
同じ広さでも、室内側から使える納戸が使いやすいのか、玄関側から入れるシューズインクローゼットが使いやすいのか、またはどちらの用途にも使える導線の間取りが可能なのか、考えて決めましょう。

■収納する物を想定しておくことでさらに便利に!

シューズインクローゼットは、あれば便利だからとりあえず設けておこうと思うのではなく、靴の量や収納する物を検討して本当に必要かを検討しましょう。ある程度の広さが必要となるので、それほど収納する物が無いと分かっているならシューズインクローゼットを設けるよりも、他の部屋を少しでも広くとれるようにした方が良いかもしれません。
反対に、シューズインクローゼットが必要だと感じる場合、特に場所を取るベビーカーや、ゴルフバッグなどを置く事が想定出来るのであれば、初めからサイズを測り、置き場所を決めておきましょう。そうすることで、必要な幅、取り出しやすい通路スペースなどを確保でき、一層使いやすいものに出来ます。
また、コートなどの洋服を入れる場合は、扉やハンガーパイプの有無を決める必要があるので、収納する物を具体的に想定しておくことが重要です。物を想定するなら、導線を考えてウォークインタイプにするか、ウォークスルータイプにするか、間取りも検討しやすくなります。
しかし、細かく決めすぎると収納する物が固定されてしまい応用が利かなくなるというデメリットもあるので、スペースだけ確保してキャビネットやハンガーラックなど家具を置けるようにするというのも良い方法です。

まとめ

玄関横に設けられた1~4畳ほどの収納であるシューズインクローゼットは、大容量の靴だけではなく、土足のまま入って外出に必要な物や、趣味のアウトドア用品を収納する場所として便利です。しかし、どんなに便利なシューズインクローゼットでも、家族構成によっては必要なかったり、間取りによっては無駄なスペースや使いにくい導線になってしまったりもします。あれば絶対に便利というわけではないので、リノベーションの際には、現在の問題点や優先順位をよく考え、よく練ったプランの元でリノベーションに入るようにしましょう!

リノベ@計画とは

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