自然素材のリノベーション会社|リノベ@計画

自然素材でリノベ!フローリング以外にも使える無垢材

投稿日:2020年11月17日

内装材にこだわって自然素材でリノベーションをしたいという方の多くは、無垢材を選択されます。無垢といえば、フローリング床をイメージする方が多いかもしれませんが、実は、自然素材をふんだんに使った家にするために、無垢材をフローリング以外でも使うことが出来ます。
自然素材リノベで使いたい無垢材の活用方法をご紹介します!

無垢材でリノベしよう!

自然素材=無垢フローリングと言われるほど、自然素材リノベには欠かせない建材ですが、そもそも無垢材とはどんな素材なのでしょうか?

■無垢材とは?

無垢材とは木の建材で、接着剤を使わない製材品、集成材のように木を何枚も張り合わせて作られていない、切り出された自然のままの木材のことです。
床材として使われている木のフローリングは、木材ではありますが、板を張り合わせ加工された複合フローリングが一般的になっています。表面に、木目調のプリントシートが張られたものや、表面だけに薄い天然木の突板を張ったものもあり、見た目では木のフローリングです。しかし、本当の意味で自然素材にこだわった、木そのものを内装材としてリノベーションで使うのであれば、無垢材を選択する必要があります。

■無垢材を使うメリットとは?

見た目だけであれば、天然木の突板を使った合板でも、木目調のものでも良いかもしれませんが、無垢材が使われるのには、無垢材ならではの良さがあるからです。
まず、加工品との大きな違いとして接着剤を使っていないことからシックハウスの原因となる化学物質を避けられます。健康を保つ建材として無垢材は欠かせません。

また、室内の水分を吸収・放出する自然の機能があるため、調湿効果があり室内を、年中快適な湿度に保ってくれます。水分だけでなく空気を含むことが出来る無垢材は、冬の冷気によって冷えすぎないため、快適な温もりを保てる材料でもあります。そのため、素足でも心地よい床材としてフローリングでよく使われています。

フローリング以外にも使える無垢材

無垢材のメリットを知ると、フローリング以外にも取り入れたいと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?実際に、どんな部分に無垢材を使ってリノベーション出来るのでしょうか?

■フローリング以外の使い方が沢山

●壁・天井

フローリングの次に内装材として無垢材が使われる場所は壁です。フローリングと同じぐらいの幅の無垢板を壁に張ることが出来ます。床同様、面積の広い壁、さらには天井に無垢材を取り入れることで、防虫・防菌効果や調湿効果を期待出来ます。しかし、天井や壁全面に無垢材を張ると、圧迫感を感じる場合もあるので、壁は腰までの高さを無垢の腰板、そこから上は珪藻土と組み合わせて取り入れたり、アクセントウォールとして部屋の一面だけに無垢を張ったりすることで、機能だけでなく、おしゃれな部屋づくりのアイテムとして取り入れることも可能です。

●家具や棚

部屋に統一感を出すために家具や棚にも無垢材を取り入れるのもおススメです。既製品の無垢家具を購入して置くことも出来ますが、リノベーションの際に、カウンターテーブルやデスク、飾り棚や本棚など、無垢材を使って造り付けの家具を作ってもらうと、いっそう自然素材で統一できます。

■注意が必要な場所もアリ

●ドア・窓枠

こだわりの自然素材リノベに欠かせない部分として、ドアも無垢材がおすすめです。腰壁に無垢材を使う場合は特に統一感が出ます。また窓枠や、部屋の間仕切り壁に室内窓をつけて、枠を無垢材にするのも自然素材ならではの温かな風合いを楽しめます。
しかし、無垢材は湿度や温度の変化によって伸縮したり、反ったりして、ドアが開かなくなったりする場合もあります。造作する場合は、無垢材の扱いに慣れている大工さんや建具屋さんに作ってもらうことで、メンテナンスをしながら長く使えます。また、実用性を優先させるのであれば、無垢の突板が張られた既製品のドアを選ぶことも出来ます。

●キッチン・洗面台

肌触りが良く、美しい表情を楽しめる無垢材なので、家具のようにキッチンや洗面台のカウンターや扉に使いたいとう方も少なくありません。無垢材を使えば、自然素材を使った部屋にも馴染みます。
しかし、設備機器に取り入れる際には、水に弱いという無垢材のデメリットに注意が必要です。水分を吸収して膨張や反りが起こりやすかったり、水滴がシミとして残ってしまったりします。そのため、無垢材を水回りの設備に使うのは、あまり適していません。しかし、無垢材が一切使えないわけではありません。

造作やオーダーメイドで作る場合には、木の種類や表面の塗装に注意すれば実現できます。内装材に使うのと同様、無垢材の性質を分かっている職人さんにデザイン・施工をしてもらいましょう。
またメーカーの中には、ドアと同様、無垢の突板を扉に貼った無垢仕上げのキッチンや洗面台を扱っているものもあり、水に強い素材や加工が施されています。既製品であれば、実物を確認することも可能です。無垢材の美しさを設備機器で取り入れたい場合は、そのようなメーカーから選ぶことも出来ます。

まとめ

自然素材を使ってリノベーションをするのであれば、木そのものを使った無垢材がおすすめです。無垢材は、シックハウス症候群になるリスクをおさえ、調湿・調温効果で快適な室内を生みだします。そのため、フローリングだけでなく壁や天井に張って、さらに効果を期待出来ますし、家具やドア、設備機器に取り入れて、部屋の統一感を出すことも出来ます。
見た目の美しさ、心地良さを手に入れるため、無垢材をふんだんに使った自然素材リノベを考えてみましょう!

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