自然素材のリノベーション会社|リノベ@計画
収納リフォーム

失敗例と成功例から学ぶ!リノベで使いやすい収納にする!

投稿日:2021年1月28日

家の中をスッキリ片付く部屋にしたいというリノベーションのご依頼は多くあり、収納の場所や収納方法についてよく考えたうえでプランニングされる方は少なくありません。しかし、残念なことに、よく考えたはずなのに、こだわったはずなのに、リノベーション後に収納について後悔する方が少なからずいらっしゃるようです。
後悔どころか、むしろ快適で片付く家にするために、リノベーションで収納づくりをどのように行えるか考えてみましょう。

リノベで経験した収納づくりの失敗例

使いやすい収納術を知るために、収納づくりの失敗例と、その解決策から学んでみましょう。

■収納は多ければいい!は失敗のもと

とにかく片付くように、収納場所が多ければ多いほど便利、助かる、と思い収納棚を色んな場所に設けたり、納戸やクローゼットを優先的に広く作ったりしたという方もいらっしゃいますが、逆にそのことが片付かない、使いづらい家にしてしまって失敗したというケースもあります。

棚があっても置く物が具体的になければ、ホコリがたまる場所、掃除する場所をわざわざ作っただけになりますし、中には何も置くものが無いからと、小物や雑貨を購入して物が増えてしまったという方もいらっしゃいます。
また、収納を無理矢理大きめにとったために、収納内には余裕があるのに、部屋の家具はギリギリにおさまっており、居住空間が収納に押しやられてしまっている失敗例さえあります。収納づくりを考える際には、あったらいいかも?という曖昧なイメージではなく、何をどのように収納したいのかを具体的に考えたうえでプランニングするようにしましょう。

例えば、玄関収納を考える際には、家族の靴のサイズや量、玄関先に置いておきたいものは家庭によって異なります。靴のサイズがそれほど大きくないのであれば、最低限の奥行きでシューズクロークを作ることで、玄関を広くとることが出来るかもしれませんし、量が多く、季節によって履く靴が変わるなら、玄関横に土間クロークを設けて、まとめて収納できるようにすることが便利かもしれません。収納は多ければいいのではなく、収納は用途に合わせて必要な容量と場所にあることこそが良いのです。

■その収納だれが使うの!?

リノベーションの際には、家庭で家事をメインで行う人の意見が反映されがちですが、そのせいで失敗だったと感じる方もいらっしゃいます。今まで家事を行ってきた方にとって使いやすい高さ、収納場所と感じるようにリノベーションできたものの、コロナ禍で家事シェアするようになったお宅や、子供達が成長して、手伝える家事が増えてきた時に、収納の場所が分かりにくい、使いにくいせいで、家事がシェアできない、結局収納のプランニングを中心に行った人だけが、家事をやることになってしまったと、後悔されるお宅は少なくありません。

もちろん、家事をメインで行う方の意見を中心に考えることや、使いやすいように高さや場所を合わせることは重要ですが、家全体を使いやすいものにするためには、収納も家族にとって分かりやすく使いやすいものにしておく必要があります。家事が苦手な人でも、どんな収納だったら分かりやすく使いやすいか、子供達の成長時期に合わせてやれることが増やせる造りになっているかも考えたうえでプランニングしてみましょう。
例えば収納場所をあちこちに作るより、キッチンに関係する収納はパントリールーム、洋服はウォークインクローゼットというように、各用途に合わせて収納場所をまとめることで、家族全員が片付ける場所を把握でき、家事シェアしやすくなります。また、収納棚を可動式にして背の低い子供達も手伝える位置に収納できる場所を作っておくことで手伝い意欲を継続出来るかもしれません。

リノベで経験した収納づくりの成功例

収納づくりの失敗例をふまえたうえで、次は、この方法が良かった、これはリノベーションの際に是非おすすめしたいと言われる、プラスの成功例から学びましょう。

■高い所より近い所に!

出来るだけ収納量を確保しようと、キッチンまわりやトイレなど天井高いっぱいに収納を設ける方も多いですが、実は何年も使っていない、何が入っているか分からない、という方は少なくありません。
高いところに無理矢理収納を作るより、収納場所を目の届く高さに抑えることは、使いやすい収納づくりが出来るだけでなく、圧迫感の無い広々とした家づくりをするうえでも効果的です。
例えばトイレでは、ドアの上の高い位置を収納に使うよりも、便座に座った状態でも手が届くように壁厚を利用して埋め込み収納を設けて正解だったと感じておられる方は少なくありません。開き扉が付けられないような空間でも、スライド扉タイプで隠すこともでき、収納を確保したうえで清潔で圧迫感のないトイレを実現させることが可能です。

■収納道具や掃除道具も考える

収納計画をする際に、収納する物だけでなく収納方法など、収納に使う家具や収納用品を決めておくことで、より片付く家をつくることが出来たという方は少なくありません。
例えば、納戸やクローゼットに入れるカラーボックスや収納家具のサイズを測っておくなら、収納スペースの広さや奥行きを決めるうえで役立ちます。また、調味料やおもちゃなど、細かなものをまとめるボックスやファイルケースなどを決めていれば、棚にキレイに並ぶように収納スペースの幅や高さを考えられるため、実際にデッドスペースがなく、収納内が見せてもいいほど整った、片付いた空間が出来ます。
さらに、掃除機やフローリングワイパー、ほうき、バケツなど、各1点のみの持ち物で、かつカタチがいびつ、でも必要な掃除道具の収納場所を決めておくことも、掃除がしやすく、片付いた家づくりに役立ちます。取り出しやすく、すぐ使えるリビングや、どの部屋にも行ける廊下に設ける方も少なくありません。プランニングの際に場所を決めていれば、吊り下げられるフックを設けたり、収納内で充電できるようにコンセントを設けたりも出来ます。

まとめ

片付く家にするため、使いやすい家にするために収納を設けたつもりでも、よく計画していなければ、むしろ片付かない、使いづらい家にしてしまう可能性があります。リノベーションで収納を考える際には、どれだけ容量をとれるかではなく、自分の持ち物に見合った容量が、必要な場所にまとめて収納できるようになっているか、収納用品や掃除道具もふまえて確認しましょう。また、家族全員が把握できて使いやすい場所や高さに収納することで、家事シェアしやすい家づくりにもなります。
収納をよく計画してリノベーションすることは、快適な居住空間づくりにも影響するので、失敗例や成功例から学んで、より良い計画をしてみましょう。

リノベ@計画とは

リノベーション・リフォーム専門会社 「リノベ@計画」 です。中古物件探しからリノベーション、アフターフォローまでワンストップでサポートさせていただきます。これから住み始める家や、現在お住まいのお宅を、家族構成や趣味嗜好、ライフスタイルや、様々な変化に合わせて、リノベーションしてみませんか?「リノベ@計画」は、“自然素材” にこだわり、住む方の健康そして地球にも優しい住宅を、お客様に寄り添って一緒につくっていきます。あなたの夢のリノベを一緒に考えさせてもらえませんか?

リノベ事例集無料プレゼント
Scroll Up