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子供部屋

子ども部屋って必要?サイズは?リノベで考える子ども部屋

投稿日:2021年2月20日

子育て世代の方にとって、リノベーションで間取りを考える時に直面する疑問の中で多いのが、子ども部屋をどうするか、という点です。成長過程にある子ども達には、どのぐらいのサイズの、どんな子ども部屋が必要なのか、そもそも子ども部屋は必要なのか、といった疑問に直面するかもしれません。

リノベーションの際に生じる子ども部屋に関する疑問の答えや、注意点を知って親も子どもも満足のいくリノベーションにしましょう。

1. リノベで考える子ども部屋に対する疑問

まずは、リノベーションで子ども部屋をプランニングする際に、直面する疑問に関して、成功例からヒントをもらいましょう。

■子ども部屋に最適なサイズは?

子ども部屋のサイズを決めるにあたって重要なのは、子ども部屋をどのように使ってほしいかという点です。ひとえに子ども部屋と言っても、中には遊ぶためだけの部屋、勉強するため、寝るためだけの部屋、と思っておられる方や、反面、子どものプライバシーが守られ寝起きから勉強、遊びまで全て行う部屋と思っておられる方もいらっしゃいます。子ども部屋で行うことが違えば、必要なスペースも当然変わってきます。

それぞれの用途で人気のサイズは下記の通りです。

  • 遊び部屋:4~6帖 おもちゃを収納するための押入れやクローゼット付き
  • 勉強部屋:2~4帖 机もしくはカウンターとイス、書棚やパソコン・プリンターが置ける程のスペース
  • 寝室のみ:2~4帖 ベッドが入るサイズやロフトを利用したり、押入れ程のスペースの一部を使ったりすることも出来る
  • 独立した子ども部屋:6~8帖 上記の部屋に必要なスペースを全て含んだうえで、衣類を収納するクローゼットなどを設ける

さらに、何人で利用するかも影響します。数人で同じ部屋を使う場合は、単純に倍のスペースが必要というわけではなく、それ以下で充分かもしれません。

■子ども部屋って必要なの?

そもそも子ども部屋は必要なのか?と考える方も多いかもしれません。最近は、あえて子ども部屋を作らないというケースも増えています。子ども部屋がないことで、家族のコミュニケーションが円滑になったり、各部屋を広くとれたりするというメリットがあるからです。

しかし、多くの場合子ども部屋は必要無くても、子どもたちのプライベート空間や、勉強する部屋、寝室の必要性は実感しています。それで、子ども専用の子ども部屋という部屋ではなく、家族全員が使える机と棚のあるユーティリティースペースや、寝るためだけのスペースを設けているという方もいます。洋服などは、家族全員まとめて収納できるクローゼット1箇所、本や勉強道具もまとめて書庫や書斎をひと部屋だけ作っているというお宅もあり、家族がシェアできるものはまとめることで子ども部屋を無くすことが出来るかもしれません。

2. 親が子どもに贈るリノベーションというプレゼント

子ども部屋は、家の中ではある意味特殊な部屋とも言えます。子どもの成長に合わせる必要があるからです。今だけでなく、子どもの今後のことも考えた部屋にするために、どんな点を意識出来るでしょうか?

■成長を見据えた部屋づくり

幼い子どもを見ていると可愛さに目がいって、可愛らしいテイストやデザインの子ども部屋にしてしまい、子ども達が成長していく中で、可愛らしすぎて落ち着かない、年齢に見合ってないと感じる部屋になってしまったという後悔をするケースがあります。子ども部屋を検討する際には、今だけでなく成長過程も踏まえたうえで考えましょう。遊ぶだけの空間が、宿題をしたり、受験勉強をしたり、趣味を楽しんだりする部屋に変わっていきます。体型も大きくなるため、使いやすい勉強机の高さやサイズも変わってきます。ですから、部屋の中を作り込みすぎない、柔軟に変更できる可動式のものにしておくことは重要です。

インテリアのテイストも、子ども達が自由に変化する好みに合わせて変更していけるように、張替え可能なクロスにしたり、壁に飾る物や場所を変えられるようにピクチャーレールを設けたりすることは成長に合わせた部屋づくりとして効果的です。

■元子ども部屋の使い道を考える

さらに、もっと先のこと、子どもが家から巣立った時のことを念頭に置く事は良いことです。ひと昔前までの戸建てでは特に、子ども部屋を家具も全てそのまま残しておくお宅も多かったですが、限られた部屋数や家全体を有効活用することを考えると、子ども部屋として残すのではなく、家に住む家族が使うことを想定することも大事です。子ども部屋が物置になるケースもありますが、今まで無かったスペースを物置として使うということは、物が増える可能性が高くなるため、得策ではないかもしれません。

元子ども部屋の活用法として人気なのは、書斎にしたり定年後の趣味部屋にしたりすること、またリビングなどの家族が集まる部屋を広くとることです。そのためには、やはり子ども部屋を作る時に造り付けの家具や幼い子ども向けのデザインを避けておくことが最適です。リビングに隣接する位置に子ども部屋を設けておくなら、壁を一か所撤去するだけでリビングとつなげられるかもしれないので、将来を見据えた子ども部屋の位置にしておくことも重要です。

加えて、子ども達が親になった時に家を受け継ぎ、孫が子ども部屋を利用するというパターンもあります。また、物件を子育てしていない方に売却する可能性もあるかもしれません。その場合も含め柔軟に使える部屋にしておくと便利です。

3. まとめ

親は子どものことをよく考えプランニングするので、ある意味、子ども部屋はリノベーションの際に親が子どもに贈るプレゼントのようなものです。子どもが受け取った部屋というプレゼントを喜んで、快適に使ってもらうためには、子ども部屋を何のために使うのかをよく考えるようにしましょう。子ども部屋を作らず家族で共有できるものはまとめて、最低限必要なスペースを確保することも出来ます。また、成長や将来を念頭においてプランすることも重要です。

子どもも親も後悔しない、満足のいくリノベーションにすることで、子ども達が安心して成長する環境をプレゼントしましょう。

リノベ@計画とは

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