自然素材のリノベーション会社|リノベ@計画
花粉症 

花粉症の人が自然素材の家に住むのって大丈夫なの?

投稿日:2021年2月27日

花粉症を患っている方は、花粉が飛散するこの季節になると、外出したくない、自然の多いところは避けたいと、気をつけておられるのではないでしょうか?アレルギーに悩まされずに生活したいと願う方の多くは、自然素材を使ったリノベーションを選択されます。しかし、自然のもので悩まされている花粉症の方にとって自然素材を使うのは大丈夫なのだろう、かという疑問が湧くかもしれません。

そこで、今回は花粉症の方にとって自然素材を使った家が及ぼす影響についてご紹介したいと思います。

自然素材は花粉症の方におすすめ!?

自然のものである花粉にアレルギー反応を起こしている方にとって自然素材の家に住むことには問題ないのでしょうか?

■花粉からの影響はない!

花粉症の原因となる木として有名なのが、杉やヒノキです。自然素材としてフローリングなど内装材に使われる木材にも杉やヒノキがあるので心配になるかもしれません。しかし、材木を使っており花粉が出るわけではないので、花粉症の人でも自然素材を使っても基本的には問題はありません。(※アレルギー症状が絶対に発生しないという保証はありません。)

■花粉症だからこそ自然素材を使いたい!

自然素材は薬ではないので、それを使うことで花粉症が治る、症状を止めるということはありませんが、症状を引き起こさないようにしたり、軽減させたりすることは可能です。
例えば、壁材に使われる自然素材、漆喰や珪藻土には調湿効果があり、部屋の中を適切な湿度に保つことが出来ます。乾燥しすぎたり静電気を発生させたりするビニールクロスに比べ、部屋に入り込んでしまった花粉が家の中で再び舞い上がることを防げます。

また、花粉の時期は外に洗濯物を干したくないものですが、部屋干ししても調湿効果のある自然素材によって湿気が増えてしまったり、洗濯物が乾きにくくなったりするのも防げるというメリットもあり、生活の中で花粉対策をするという点でも効果的です。

さらに花粉症などのアレルギー症状を起こす方の多くは、他のアレルギー物質にも体が敏感になってしまっているケースが少なくありません。そのため中には、内装材などに含まれる物質にアレルギー反応を起こしてしまうという方もいらっしゃいます。

それが、問題になっているシックハウス症候群です。ビニールクロスや複合フローリングといった人工的に作られたものには、化学物質が含まれていてアレルギーを引き起こす原因となってしまいますが、自然素材にはそういった物質が含まれないため健康を守ることが出来ます。また、自然素材を使うことで、ハウスダストの原因となるカビやダニの繁殖を抑える効果もあります。自然素材はむしろ、花粉症だからこそ、アレルギー体質だからこそ使いたい素材と言えます。

自然素材を選ぶ際の注意点

体や心に良い素材を出来る限り選ぶことで、花粉症を含めアレルゲン物質から健康を守り、体調を整えていきたいと思いますが、自然素材をリノベーションで取り入れる際には注意点もあるのでおさえておきましょう。

■自己判断には注意が必要

自然素材に抗菌作用やアレルゲン物質を軽減させる効果があるとはいえ、花粉を含めアレルギー症状は人それぞれです。わずかなアレルゲン物質に反応する方もいれば、基本的には問題ないという方もいらっしゃいます。リフォーム会社や大工さんは医者ではないので、そこに住む方の体調管理までは出来ませんし、使用する内装材が体に合うか合わないかまでは細かく判断することが出来ません。

自然素材の内装材の中には、体に合わない物も入る可能性があります。例えば、杉の花粉ではなく木そのものの成分や樹液に反応する方もいらっしゃいます。家は毎日生活し、空気を吸ったり、直接触れるたりするものでもあるので、必要であれば、使いたいと思っている内装材をふまえて細かくアレルギー検査や建材を決める前に触ってみるなどのテストをしたり、かかりつけの医師に相談したりして、自己判断で完結しないようにしておくことも重要です。

■自然素材を使えばいいわけではない!?

自然素材を使うことで、室内の環境を快適にすることができますが、施工が良いものでなければ意味がありません。加工されて大量生産されている内装材に比べ、自然のものはひとつひとつに特性がありますし、呼吸をするため温度や湿度などの影響で伸縮が起きることもあります。
そのため、自然素材の特性を理解し対応した技術を持っている職人さんが工事しなければ、数年のうちにフローリングに許容範囲以上の隙間が出来てしまったり、柱や壁にヒビが入ってしまったり、施工不良による修繕が必要になる可能性が高まってしまいます。自然素材を使ってリノベーションを行うのであれば、ただ建材を使うということを意識するのではなく、自然素材によるリノベーションの経験や技術をもった会社に依頼することが重要です。

まとめ

内装材に使われる自然素材の材木、ヒノキや杉の花粉症を患っておられる方でも、花粉を発生させない材木を内装材に使うことは基本的に問題ありません。むしろ、化学物質が含まれておらず、カビやダニといったハウスダストやシックハウス症候群の原因となるアレルゲン物質を抑制する効果があるので、花粉症の方を含めアレルギー体質の方が安心して使える建材と言えます。

しかし、自然素材の中にはアレルギー反応を起こすものもあるかもしれないので、かかりつけの医師に相談しておくなら安心です。また、自然素材を使用する技術や経験のある会社に依頼することも重要です。
毎日生活する場所だからこそ、安心して過ごせる素材を使ってリノベーションしましょう。

リノベ@計画とは

リノベーション・リフォーム専門会社 「リノベ@計画」 です。中古物件探しからリノベーション、アフターフォローまでワンストップでサポートさせていただきます。これから住み始める家や、現在お住まいのお宅を、家族構成や趣味嗜好、ライフスタイルや、様々な変化に合わせて、リノベーションしてみませんか?「リノベ@計画」は、“自然素材” にこだわり、住む方の健康そして地球にも優しい住宅を、お客様に寄り添って一緒につくっていきます。あなたの夢のリノベを一緒に考えさせてもらえませんか?

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