自然素材のリノベーション会社|リノベ@計画

梅雨入り目前!梅雨の湿度にも極端な乾燥にも悩まされない家

投稿日:2021年5月8日

ゴールデンウィークも終わり、南から徐々に梅雨入りが始まる季節になってきました。梅雨のジメジメした感覚は、家の中でもトラブルの原因のひとつです。湿度が高くなり、カビが発生したり、洗濯物が外に干せず室内干しで生乾きに悩まされたりするかもしれません。

湿度の高さからカビの発生に悩まされてきたため、対策としてリフォームをした方の中には、湿気は低くなったものの、残念な事に極端に乾燥の激しい家になったと悩んでいる方もいます。正しいリフォーム、質の良いリノベーションをしなければ、快適と言える家づくりは出来ません。梅雨入り前に高湿度や乾燥に悩まされないバランスの良い家づくりの方法をご紹介いたします。

梅雨による高湿度を防ぐために出来ること

まず、湿度が高くなったり、カビが生えたりしない家にするにはどうすれば良いのでしょうか?

■換気ができる工夫

湿度が高くなること、カビの発生を防ぐためには、換気の良い環境を作ることがカギとなります。個室があっても、間仕切り壁が多くならないように、間仕切りを壁ではなく扉にして個室として使う時以外はオープンにして風が流れるように工夫できます。引戸や引き込み戸にすれば、邪魔にならず空間を広く使えます。また、壁の上部に室内窓や欄間を設けて、エアコンや窓からの風の通り道を作ることも効果的です。

さらに、間取りの中に回遊できる場所を作っておくことでも、人や風の流れができてジメジメした空気が溜まってしまう場所を減らせます。空気がこもりやすいシューズクロークを玄関側と廊下側で回遊できるようにすることや、廊下からだけでなくキッチンからも洗面脱衣所に入れるようにドアを2カ所設けることで、湿度の高い水回りも空気の流れができます。導線も短くなり使いやすい間取りとして一石二鳥です。

■湿気の原因となるところに乾燥換気暖房機を設置する

梅雨時期に関係なく、日常生活で湿度がどうしても高くなる場所があります。それは、浴室や浴室に隣接する洗面所です。湿度60%以上が保たれた空間になるとカビが発生しやすくなります。しかも、浴室内にランドリーパイプを設置して室内干しをしている方も多いのではないでしょうか?窓がなく、換気が行われていない空間であれば、浴室や洗面所の湿度が高くなって他の部屋まで湿気が広がることもあります。

日頃から湿度が高くならないようにするためには、浴室や洗面所に乾燥換気暖房機を設置するのが効果的です。高湿度になることを防げるだけでなく、洗濯物を乾かす点でも時短になります。24時間換気できるうえに、温度調整も出来るので冬の寒い浴室を温め、乾燥しすぎることも防げます。

乾燥しすぎない家づくりにも注目!

湿度対策をしたいと思う一方で、乾燥しすぎるのも問題です。特にコロナ禍で換気が重要ではあるものの、乾燥しすぎる環境は、インフルエンザウイルスが活発になるなど、健康や美容に良くないと言われ、バランスの難しさを感じているかもしれません。乾燥しすぎない家にリノベーションするにはどうすれば良いのでしょうか?

■加湿器なしでも快適な家づくり

乾燥させないように加湿するために、加湿器を置く方も増えています。加湿器は手っ取り早く湿度を上げる点では効果的ですが、家そのものの、湿度を調整できることがベストです。それを可能にするのが、自然素材を内装材に使うことです。

特に、珪藻土には調湿効果があり、湿度が高くなると吸収し、乾燥すると吐き出して室内の湿度をバランスよく、快適に保ってくれます。リノベーションの際に広い面積で使える壁材として珪藻土を使っておけば、加湿器の電気代の節約にもなりますし、ペットや小さなお子さんがいて、加湿器の置き場所に困るということもありません。

壁材のデザイン性を求めるのであれば、リクシルのINAXタイル『エコカラット』も調湿効果があります。リビングなどの居室や、トイレのような狭い空間でアクセントウォールとして使うのも素敵です。

■室内干しの場所を考える

湿度の高い浴室といった水回りで、水気を含む洗濯物を干すのは、浴室乾燥機を使わない限り、湿度をさらにあげる原因にもなり洗濯物が乾くのにも時間がかかります。

洗濯物が水気を含んでいることをメリットとして捉え、乾燥しやすい場所に洗濯物を干すことで、室内の乾燥対策になるうえ、乾きやすい環境にすることにもなります。寝室やリビングなどにランドリーパイプや、普段は収納できる紐タイプのもの、天井埋め込み式で下に降ろして使える物干し棒などを設置することで、洗濯物を干せ、室内の乾燥を防げます。よく日があたり、風通しの良い窓の近くにインナーテラスやランドリールームを設けて、窓を開けて換気をしながらも洗濯物を通して、ある程度の湿度を保てるような間取りにしておくこともできるかもしれません。

梅雨時期になると特に洗濯物を外に干すことができず、いつも以上に干す量が増えると、浴室では納まりきれない、お風呂に入る時に干す場所がなくなるということもあるので、浴室以外に室内干しの場所を作っておくことで、梅雨の洗濯物にも対応できます。

まとめ

梅雨時期は湿度が高くなりカビが発生しやすいことが家の悩みかもしれません。しかし、乾燥しすぎる家も問題です。快適に過ごすためには、温度や湿度を一定に保てる環境を目指すことが重要です。そのためには、風通しの良い回遊できる間取りを取り入れたり、ドアや室内窓を活用して風の通路を作ったりして、換気をしながら湿度が高くならないようにすることができます。

また、水回りに乾燥換気暖房機を設けること、内装材に自然素材を使うことで、調湿できるようにしましょう。

梅雨入りしても快適な環境でおうち時間を過ごせるように、早めにリフォームやリノベーションで対策しておきましょう。

リノベ@計画とは

リノベーション・リフォーム専門会社 「リノベ@計画」 です。中古物件探しからリノベーション、アフターフォローまでワンストップでサポートさせていただきます。これから住み始める家や、現在お住まいのお宅を、家族構成や趣味嗜好、ライフスタイルや、様々な変化に合わせて、リノベーションしてみませんか?「リノベ@計画」は、“自然素材” にこだわり、住む方の健康そして地球にも優しい住宅を、お客様に寄り添って一緒につくっていきます。あなたの夢のリノベを一緒に考えさせてもらえませんか?

リノベ事例集無料プレゼント
Scroll Up