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自宅兼店舗にするにはどうすればいいの?リノベーションのヒント

投稿日:2021年5月24日

コロナ禍でのリモートワークを中心に、自宅で仕事をする方が増えてきました。自宅で仕事というと、パソコンを使ったデスクワークをイメージする方が多いですが、実際には様々な職種の方が自宅を仕事場にしています。

その中には、自宅に店舗を構えて技術や経験を活かしたいという方もいます。しかし、今の自宅の環境で、どうすれば店を構えることが出来るのかわからないと思っておられるかもしれません。そこで今回は、自宅兼店舗に家をリノベーションするためのヒントをご紹介いたします。

『自宅にお店』の夢を叶える!

まずは、リノベーションによって、どんなお店を自宅にオープンしている方がいらっしゃるのでしょうか?実例を知ることで、自宅でも仕事が始められること、自分のお店を持てることに気づくかもしれません。

■コロナ禍で完全予約制の美容室が人気

コロナの中でも、変わらず美容室や床屋に行く必要性を感じておられる方は少なくありません。そのため、出来るだけ感染対策をとりながら髪を整えられるよう、個室のある店舗や完全予約制の美容室が人気です。そんな条件を活かせるのが、自宅で美容室を開くことです。美容師という技術を活かしながらも、コロナ禍で感染対策が出来ることが売りとなり、かつ個室、完全予約という特別感もあり人気です。一人ずつの完全予約制であれば、それほど広いスペースは必要ないので、大きく間取りを変更することなく、玄関や玄関ホールを広くして、美容室を構えることに成功した方もいらっしゃいます。自宅に美容室を開業することで、子育てや介護をしながら仕事を続けられている方もいます。

さらに、定年退職したものの、長年常連として通ってくれた方や、お友達のためには引き続き美容師としてやっていきたいという方の中には、自宅に美容室としてのスペースを確保しておられます。セカンドライフのためのリノベーションで、愛着のある仕事を続けられるように2畳ほどのスペースを取り分けることで、マイペースに働き続ける環境を自宅に実現されています。

■自宅を使って隠れ家的な飲食店に!

自宅兼店舗として特に人気なのが、飲食店です。美容室同様、完全予約制にして決められた人数だけ対応できるようにすることで、キッチンさえあれば、広いスペースがなくとも始められるかもしれません。

雇われて経験を積んできたシェフが自分の店を自宅で開いたり、比較的若いご夫婦やママ友でカフェを開いたりしています。カフェであれば、広い厨房が必要なく、こだわりのインテリアを楽しんでもらえます。雰囲気を大切に、古民家をリノベーションして隠れ家的なお店を開き、人気の店舗になっていることも少なくありません。

また、お客様を店舗に招くのではなく、テイクアウト専門の店を作るケースもあります。この場合は、接客スペースが必要なくなるため、厨房だけの確保だったり、軽食であれば自宅用のキッチンひとつで賄ったりしている方もいらっしゃいます。

■レンタルオフィスのオーナーに!

自分で何かお店を開く以外にも、家の空いている部屋をリノベーションしてレンタルオフィスとして貸し出すことを始めた方もいらっしゃいます。リモートワークスペースが無い方のための部屋や、レンタル部屋にキッチンを置いて、少人数の料理教室の場所としてや、料理動画の配信場所として貸し出すこともできます。

減築するほどでもないけど、使っていない部屋があるのも勿体ないと思う方は、月極や日割り、時間で戸建てのワンフロアや部屋の一部を貸し出すなど、オーナー業を始めるということも、自宅で仕事を始める方法のひとつです。

自宅兼店舗にリノベーションする際の注意点

自宅でお店が開けるかも!と、夢が膨らむものの、実際に店舗を構えるとなると、直面する問題がいくつかあります。その中には、家やリノベーションが問題となる場合もあるので注意が必要です。

■集合住宅の場合は規約に注意!

マンションなどの集合住宅の場合は、規約で店舗として営業することが禁止になっている場所もあります。不特定多数の人を家に呼ぶことに関しても制限がある場合があるので、規約の確認が必要です。テイクアウトだとしても、厨房など水回りを新たに設けることができない建物もあるので注意しましょう。

逆に、店舗やオフィスとして使えるようになっているところや、1階は飲食店などお客様が入りやすい造りに初めからなっているところもあります。自宅兼店舗にリノベーションするための物件探しをする際には、店舗として使える物件を探すことを意識しましょう。

■自宅と店舗の線引きをよく考える

自宅兼店舗にリノベーションすることは、自宅で仕事が出来る便利さがある一方で、感情的にも物理的にもプライベートとの線引きが難しくなるというデメリットもあります。

例えば、仕事とプライベートのオンオフがうまくできず、ゆっくり休めないかもしれません。うまく切り替えができるようにフロアを分けて、階段の上り下りでスイッチを切り替えられるようにしたり、インテリアのテイストを住居スペースと大きく変えて、気持ちが切り替わるようにしたりする工夫が必要かもしれません。

また、物理的な点では、店舗の接客スペース、飲食店であれば、テーブルスペースなどの広さはすぐに検討できるかもしれませんが、トイレや手洗い器を自宅用と店舗用で共有するかどうかを考えておく必要があります。それぞれに設けるのであれば、その分スペースが必要になりますし、共有する場合は、プライベート空間に出来るだけお客様が入らないような間取りを検討しなければいけません。鍵のかかるドアを設けるなど防犯面の意識が必要です。

まとめ

人との接触を避け、感染対策をしやすいという点で、完全予約制にできる小スペースの美容室や飲食店が人気です。そのため、自宅に店舗を構えられるようにリノベーションすることで、家で仕事が出来るようになるかもしれません。増築することなく間取りを変えたり、使っていなかった部屋を活かしたりすることで、自分のお店を持てるかもしれません。しかし、建物の規約によって出来ないこともあるので、物件探しの際には、自宅兼店舗に出来ることを条件に探すよう意識しましょう。また、効率よく仕事をするために、間取りやテイストをよく考えて、感情的にも物理的にもプライベートな部分と上手く線引きできるようにしておく工夫も必要です。

他にも、防火法などの建築に関係する法律や、食品衛生などの規約や資格が必要となることもあるので、リノベーション会社とよく打ち合わせしながら、しっかり確認したうえで自分のお店をもつ夢を叶えていきましょう。

リノベ@計画とは

リノベーション・リフォーム専門会社 「リノベ@計画」 です。中古物件探しからリノベーション、アフターフォローまでワンストップでサポートさせていただきます。これから住み始める家や、現在お住まいのお宅を、家族構成や趣味嗜好、ライフスタイルや、様々な変化に合わせて、リノベーションしてみませんか?「リノベ@計画」は、“自然素材” にこだわり、住む方の健康そして地球にも優しい住宅を、お客様に寄り添って一緒につくっていきます。あなたの夢のリノベを一緒に考えさせてもらえませんか?

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