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エアコン

夏前にチェック!エアコンの効きが悪い原因は家にあった!?

投稿日:2021年5月29日

梅雨に入り、気温も上がってきたため、エアコンを使い始めたという方は多いのではないでしょうか?エアコンを使い始めるこの時期は、使用する機会は毎日ではないかもしれません。しかし、これから暑くなると夏の暑さの中で快適に過ごすためにエアコンを毎日使う、夏の間は付けっ放しにしているという方も少なくありません。そんな夏になって、一向に涼しくならない、電気代は高くなるのに快適に過ごせているとはいえない、とエアコンの効きの悪さを実感する方もいらっしゃいます。

エアコンの効きの悪さは、エアコンそのものが故障していたり、古さゆえに電気代のわりには働きが悪かったりすることも原因として考えられますが、中には比較的最新のエアコンを使っているにもかかわらず効きが悪い場合もあります。その原因は、エアコンそのものではなく家にあるかもしれません。エアコンの効きを良くして、快適に、節約できる家にするにはどんな点をチェックしておく必要があるのでしょうか?

エアコンの効きが悪い家ってどんな家?

エアコンの効きが悪くなってしまう家の特徴を知っておけば、リノベーションやリフォームする時に意識したプランニングをすることで、エアコンの力を最大限に活かし、効きの良い環境にすることが可能です。

■断熱リフォームは寒さ対策だけじゃない!

同じような間取り、同じ馬力のエアコンを設置していても、効きの良さが違ってくる場合があります。それは、家の断熱性に原因があるかもしれません。断熱性の低い家は、冷暖房の効きが悪くなります。家の断熱性を上げるというと、寒い家を暖かく保つためにすること、と思っておられる方もいらっしゃいますが、断熱性を上げることで、名前の通り外気の熱を遮断することが出来るため、室内の暑さ対策にも効果的です。外気の温度に左右されず、さらにエアコンによって冷やされた空気を逃がさず一定の温度を保てることにより、エアコンを必要以上に稼働させずにすむため、節約にもなります。

ですから、エアコンの効きが悪い場合は、家の断熱性を確認してみましょう。壁や床、天井、屋根に断熱材が入っていない場合は断熱リフォームを行うことや、窓ガラスを断熱ガラスにすることによって、断熱・気密性を上げることができ、冷暖房ともに効きの良い家になります。

■見落としがちな室外機の位置もチェック!

エアコンの効きが悪い時、エアコンそのものや間取りなど、家の中にある原因を探ってしまいますが、意外と問題は外にある室外機が原因ということもあります。室外機に直射日光が常に当たって、熱を帯びてしまうとエアコンの効きが悪くなってしまうことがあります。また、ベランダの構造上、室外機が熱くなりやすかったり、室外機のまわりに物が多く、熱い空気を吸い上げてしまっていたり、風通しが悪く上手く循環できていなかったりすることが原因で、エアコンに負担がかかり効きが悪くなっているかもしれません。

リノベーションで、室内のエアコンの配置を考える際には、同時に室外機の設置場所もよく考えましょう。直射日光が当たらないような位置にするか、日よけを付けるなどの工夫が出来るかもしれません。風通しが良いように周りに物を置かないこと、物が溢れないようにベランダや庭用の収納を設けることなども検討できます。

夏前にチェックして家を整えておく!

家をリフォームしたり、リノベーションしたりする際には、工事内容だけでなくタイミングも重要です。では、夏の暑さ対策が整った家にするベストな時期はいつでしょうか?

■早めのチェックで夏に備える!

夏になり、暑くなってエアコンを使い始めてからエアコンの効きの悪さに気づいても、断熱性をあげたり、間取りを変えたりすることはすぐに行えることではありません。特にコロナ禍で、仕事を家でしたり、外出できずに家で過ごす時間が長かったりすることを考えるなら、夏前にエアコンの状態を確認しておくこと、効きが良い状態に家を整えておくことが重要です。

夏前に家を整えておくことで、エアコンの効きが良くなるだけでなく、風通しの良い間取りにすることで、エアコンの稼働台数や時間を減らして電気代の節約も出来るかもしれません。夏が終わってから、工事するより、今のうちにチェックして対策をしておくことで、より早く快適な環境を手に入れることが出来ます。

■コロナ禍で変化した部屋の使い方もチェック!

今までは、リビングや寝室など過ごす時間の長い部屋だけにエアコンを設置していたかもしれません。それ以外の部屋は窓をあけたり、サーキュレーターで他の部屋から風を送ったりすることで、暑さに対応できていたかもしれませんが、コロナ禍で変化した状況を確認しておくことが必要です。

リモートワークやリモート授業のため、他の部屋や外の音が入らないように窓やドアを閉めて使うようになった部屋は少なくありません。夏になった時に、密閉された暑い部屋になってしまわないでしょうか?今のうちに確認しておきましょう。新たにリモート部屋や書斎を設ける場合にも、エアコンが必要になるか、風通しや換気の良い部屋になっているか、他の部屋からエアコンの風を取り込む場合には、防音対策が出来ているか、などの確認をしたうえで作りましょう。

さらに、風が流れる間取りにしたり、断熱性をあげることや、自然素材を使って安定した室温や湿度を保つこと、また、室内窓設けたり、間仕切りの上部に開口を設けたりするなど、家そのものの暑さ対策を考えておくなら、全ての部屋にエアコンをつける必要もないかもしれません。エアコンの効きを良くすることだけでなく、エアコンが無くても快適に暮らせるぐらいの家づくりをすることも重要です。

まとめ

エアコンの効きが悪い原因は、エアコンそのものではなく家に原因があるかもしれません。断熱性が低かったり、室外機の設置場所が悪かったりすることが考えられます。夏の暑さがやってくる前、今のうちに確認して対策をしておきましょう。また、今リノベーションを考えておられるなら、暑さ対策を考えた家づくりを目指しましょう。今までエアコンの効きの悪さは気にならなかったという方も、コロナ禍で間取りや部屋の使い方が変わっていないかを確認が必要です。

夏前にエアコンの効きや暑さ対策をチェックして家を整え、快適な夏を迎えましょう!

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