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トイレのベストな広さはどれぐらい? 狭いトイレは使いづらい!?

投稿日:2021年9月8日

水回りの中でも特に、トイレが狭いため、広いトイレにリフォームしたいという要望は少なくありません。一方で、トイレは少し狭いぐらいが落ち着くという方もいらっしゃいます。毎日使う場所だからこそ、快適なところにしておきたい反面、トイレを広くするよりも、リビングなどの他の部屋を広げたいという思いもあるかもしれません。リノベーションやリフォームでは限られた空間内で、間取りを決める必要があるので、それぞれの個室の広さが他の部屋にも影響してしまいます。

では、トイレのベストな広さとはどれぐらいなのでしょうか?リノベーションでトイレのサイズを決める際には、どんな点を意識すると良いのでしょうか?

一般的なトイレの広さとは?

トイレのベストな広さを考える前に一般的なトイレの広さを知っておきましょう。

■一般的なトイレの広さは3タイプ

一般的にトイレの広さは3タイプに分けられます。

・0.4坪(78㎝×123.5㎝):一般的なマンションで採用されている広さです。手洗い器を設置すると狭く感じるため、手洗い器付きの便器が設置されることが多いですが、0.4坪のトイレは狭く感じる方も多く、トイレを広く見せるためにタンクレストイレを採用するケースが増えています。

・0.5坪(78㎝169㎝):一般的な戸建てに採用される広さで、畳1帖ぐらいの広さの中を壁で囲っているぐらいのスペースです。奥行きがあるため、トイレ用のコンパクト収納やコンパクト手洗い器が設置できます。

・0.75坪(123.5㎝×169㎝):広めのトイレになるので、カウンタータイプのトイレ収納や手洗い器の設置が可能です。本格的な介護用トイレとしては狭いものの、手摺を設置することや、杖での出入りのしやすさでは最適な広さです。

上記の3サイズ以外にも、基本的には自由にトイレの広さを決めることができます。しかし、マンションなどの集合住宅では、トイレなどの水回りのサイズや場所が決まっている物件もあるので、広さを検討する際には、マンションの規約を確認しておきましょう。

リノベでトイレの広さを決める時のポイント

リノベーションの際にトイレの広さを変えられないかと検討しているかもしれません。どんな点を意識することによって、後悔しないトイレにすることが出来るでしょうか?

■落ち着く広さ以外の点にも目を向けよう!

中には、少し狭いぐらいの方がトイレは落ち着くという場合もあります。落ち着く広さにすることは快適さにも繋がります。しかし、使用時に落ち着くか以外の点も意識しておく必要があります。

特に意識しておきたい点として掃除のしやすさです。狭くすることで、便器の周りの床掃除がし辛くなるかもしれません。手が届きやすく掃除しやすい位置に便器を設置するなど意識しましょう。掃除道具や収納ボックスを置く事によって、さらに狭くなってしまう場合は、壁厚を利用した収納棚や、飾り棚を設置することができます。また、反対に広すぎても、掃除の必要なスペースが広がってしまうことも忘れないようにしておく必要があります。

さらに、暑さや寒さについても考えておく必要があります。狭いトイレで日の当たる場所であれば夏に暑さがこもってしまうかもしれませんし、反対に広いトイレは冬の寒さ対策がし辛くなってしまうというデメリットもあります。落ち着く、使いやすい広さだけでなく、掃除のしやすさや間取りと関係する室温も意識したうえで、広さを検討しましょう。

■同じ広さでも見た目で変わる!

リノベーションでトイレを広げようと検討する方の中には、実際にはそれほど狭くない場合もあります。ただ、内装材の色やデザインなど、原因は見た目だけだったという場合もあるのです。例えば、トイレの壁に暖色系の色を使ったり木板を張ったりすると、温かみを感じることが出来ますが、一方で圧迫感が出て狭く感じる可能性があります。また、柄物のクロスを選ぶ際には、大柄のものではなく、ストライプ柄を選ぶだけで、縦や横に奥行きを感じさせてくれるため、広く見えます。広さは同じでも天井が低いと狭く感じるので、リノベーションで天井を高くするだけでも、開放的な雰囲気に変えることが出来るかもしれません。

また、窓があるだけでも明るく感じますし、ドアの上部に採光出来る小窓が付いているだけでも、廊下の明るさを取り入れることができて圧迫感が無くなるかもしれません。天井や壁から出っ張るブラケットライトではなく、埋め込み型のダウンライトにすることや、電気の色や位置によっても広く見えるようにできます。

さらに、扉の種類によっても雰囲気が異なるかもしれません。開き戸で、収納や手洗い器が入口付近にあって体をねじりながら出入りをしているのであれば、トイレが狭いというイメージが頭に焼き付いてしまうかもしれません。しかし、同じ広さの出入口でも、引戸にすることで、体の位置を動くことなくスムーズに出入りが出来れば、狭い印象がなくなるかもしれません。手洗い器の位置やサイズを変えることも使いやすいスペースを確保するうえで役立ちます。

現在と同じ広さで建材のデザインや色、照明やドアを変えるだけで、広く見せる方法があることを知っていれば、他のスペースの有効活用にもつながります。

まとめ

トイレの落ち着く広さは人それぞれです。自分にとって快適な広さにリノベーションする際には掃除のしやすさや室温も意識して広さを決めましょう。さらに、狭く感じる原因は実際に広さだけなのかを検討することも大事です。壁や床材の色やデザイン、天井の高さや照明、扉の種類が狭く見せているだけかもしれません。快適な広さを視覚やトイレ内の配置を含めて決めることで、ベストな広さを見つけることができます。

トイレには一般的なサイズがありますが、リノベーションで使いやすい広さに変えることができますし、トイレのベストな広さを考えることは、家全体のスペースの有効活用にもつながるので、オーダーメイドで考えてみましょう。

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