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同じ広さでもリノベーション費用は違う!物件選びで変わる費用

投稿日:2022年10月31日

リノベーションの予算を立てる時に、目安として部屋数や平米数に対しての相場費用を確認する方は多いかもしれません。しかし、リフォームと違いリノベーションでは思っていた以上に費用がかかったり、予定していなかったところが高くなったりしてビックリしたという方は少なくありません。

リノベーションの予算を立てる際には、広さは目安にならないのでしょうか?リノベーション費用の考え方、注意点について解説したいと思います。

1.同じマンション・同じ広さでもリノベーション費用は違う?

中古物件を購入してリノベーションする際には、既にリノベーションをした物件の費用を教えてもらったり、同じぐらいの広さの物件から費用を確認したりして、大体の目安を知りたいと思うかもしれません。しかし、意外と当てにならないことがあります。なぜでしょうか?

■オーダーメイドだから費用はさまざま

クロスやフローリングの張替えといったリフォーム工事の場合は、材料費によって多少の違いはあるものの、広さによって大体の目安が分かります。しかし、間取りを変えたり、キッチンや浴室などの設備機器のサイズや位置を変えたりするリノベーションの場合は、家ごとに工事内容が大きく変わるため広さだけで費用を判断することが出来なくなります。家やライフスタイルに合わせてオーダーメイドで行うリノベーションでは、同じマンション、同じ広さであってもプラン内容によって工事費用が変わってしまうのです。

例えば、同じマンション、同じ3LDKの間取りの家でも、内装材を張り替えて、設備機器を同じ場所のまま新しいものにする工事と、部屋数を減らして2LDKにして、壁付けキッチンを対面にして、ロフトを設け、浴室の位置を移動させる工事を行う場合では、倍近く費用が変わります。また、内装材を量産品にするか、自然素材や造作したものを使うかによっても大きく変わってきます。

中にはパッケージリノベーションといって広さに対して金額が決まっているものもありますが、多くの場合、内装工事や設備機器の交換がメインで出来る内容が決まっています。材料も自由に選択できるわけではなく、決められたものから選ばなければいけないので、リフォームよりの工事になってしまうかもしれません。

そのためライフスタイルに合わせたリノベーションを行う場合には、広さを目安にすることも出来ますが、どんなリノベーションをするか、どんな材料を使うかという点を意識して、リノベーション内容が似ている工事の費用を目安にすることが役に立ちます。

■建物が違えば費用はもっと変わる!

中古物件をリノベーションする場合は、同じリノベーション内容でも建物によって費用が変わってくることを意識しておく必要があります。

例えば、ユニットバスを新しくする場合、築年数が古かったり、メンテナンスがされていなかったりする物件では、ユニットバス工事だけではなく給湯器や給排水管の交換など、関係する部分の修理や交換工事が必要になる場合があります。築浅だったりメンテナンスが行き届いていたりしている物件に比べると余計に費用がかかってしまう可能性があるのです。

また、日当たりや風通しの良さ、断熱性も物件によって変わります。物件の問題点を改善するために断熱性を上げるリノベーションが必要になれば、同じ広さの物件で、理想とする暮らしは同じでも、工事内容が変わり、それに伴って費用も高くなってしまいます。

2.リノベーションのどこにお金を使うのが正解?

オーダーメイドであるリノベーションは、工事内容やお金をかけたい部分によって、リノベーション費用が変わってきます。限られた予算で満足のいくリノベーションを行うには、どんな点を意識しておく必要があるのでしょうか?

■お金をかけたい部分の優先順位を決めておく

したいことが増えて、まとまらなくなったり、費用がかかって後悔したりしないために、リノベーションの工事内容に優先順位を付けることの重要性はよく叫ばれています。しかし、優先順位をつけておくのは工事内容だけではありません。お金をかけたい部分の優先順位を一緒に考えておくことも大事です。

例えば、工事内容としては、在来工法のお風呂をユニットバスにすることを優先順位として高くしたとします。しかし、ユニットバスになることが重要で、商品代が高くなるグレードの高いユニットバスを望んでいるわけではないかもしれません。その場合は、お金をかける部分としての優先順位は低くなります。それよりも、床や壁などの内装材を自然素材にこだわって、お金をかけたいと思うかもしれません。

このように工事内容の優先順位と、お金をかけたい場所の優先順位が必ずしも一緒になるとは限りません。ですから、両方の面から優先順位を決めたうえで、意識して打ち合わせを進めていくことが大切です。お金をかけたいと思っているところに予算をまわせているかどうかを意識しておきましょう。

■物件選びで予算の割合が変わる

物件によって必要以上にリノベーション費用がかかってしまうことがあるため、物件選びは重要です。理想の暮らしを手に入れるうえで、リノベーション費用に出来るだけお金を使いたいからという理由で、安く購入できる中古物件を選ぶことは賢い方法です。しかし、中古物件の中でもよく見極めて購入しなければ、本来お金をかけたい工事とは別の部分にお金を使うことになってしまいます。

リノベーション費用を有益に使うことを意識するからこそ、中古物件で単純に安いだけの物件を選ぶのではなく、メンテナンスが行き届いており、断熱性や耐震性が高い物件を意識して選ぶようにしましょう。

また、間取りを変えるなどの希望のリノベーションが行える物件かどうか、リノベーションに向いている物件かどうかを確認して物件を選ぶことも大切です。そのため、物件の内覧の際にはリノベーションのプロに同席してもらったり、ワンストップで物件探しからリノベーションまで行う会社に依頼したりすることで、予算内で、お金をかけたい優先順位通りのリノベーションが行えます。

3. まとめ

同じマンション、同じ広さの物件でも、オーダーメイドで行うリノベーションでは、工事費用は違ってきます。ですから、リノベーションの費用の目安を知るには、広さだけではなく、工事内容も確認しておきましょう。また、物件の状態によっても必要な費用が変わってしまいます。限られた予算で、満足のいくリノベーションを行うためには、工事内容とお金をかけたい部分の優先順位を決めておくこと、物件の状態やリノベーションに向いているかを確認して物件選びをすることが大事です。

大切なお金で、大切な暮らしを整えるために、不必要にお金を使わなくても良いように、良い資金計画とリノベーションプランを立てましょう。

リノベ@計画とは

リノベーション・リフォーム専門会社 「リノベ@計画」 です。中古物件探しからリノベーション、アフターフォローまでワンストップでサポートさせていただきます。これから住み始める家や、現在お住まいのお宅を、家族構成や趣味嗜好、ライフスタイルや、様々な変化に合わせて、リノベーションしてみませんか?「リノベ@計画」は、“自然素材” にこだわり、住む方の健康そして地球にも優しい住宅を、お客様に寄り添って一緒につくっていきます。あなたの夢のリノベを一緒に考えさせてもらえませんか?

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