最近は、家具や雑貨、リノベーション建材の中で、グレージュカラーが人気を集めています。施工例やカタログを見て、我が家もおしゃれなグレージュカラーをリノベーションで取り入れたいと思うものの、どこにどのように取り入れれば良いのか、どんなテイストの家に仕上げると良いのか分からない、という方は少なくありません。
そこで今回は、人気のグレージュカラーを使うと、どのようなインテリアテイストに仕上げることが出来るのか、またリノベーションで上手に取り入れる方法をご紹介したいと思います。
グレージュカラーとはどのような色なのでしょうか?グレージュカラーを取り入れることで、どんなテイストの家に仕上げることが出来るのか、ご説明したいと思います。
グレージュカラーのベースとも言われるのが、グレイッシュ(英:grayish)と呼ばれる、『灰色がかった色』です。水色やピンクといったパステルカラーにグレーを混ぜたグレイッシュカラーはくすみカラーとも言われ、雑貨やインテリアで人気を集めています。
グレージュカラーの組み合わせの色は様々ありますが、その中でも、グレーにベージュを混ぜたものが、『グレージュカラー』です。水色やピンクといった色にグレーを混ぜると可愛らしさを感じさせる一方、落ち着いたナチュラル色とも言えるベージュを混ぜることで、大人おしゃれな雰囲気を出してくれます。
グレージュカラーは、他の色や素材とも組み合わせやすいため、小物や雑貨だけではなく、内装材などインテリアとして取り入れる点でも効果的です。
グレージュカラーを取り入れることで目指せるインテリアテイストには下記のテイストがあります。
ナチュラル色の木で仕上げる北欧テイストやフレンチカントリーでは、ベージュが入っているグレイッシュカラーが上手くマッチします。その中でも、北欧テイストの柔らかで可愛らしさだけではなく、大人の落ち着いた雰囲気や、カッコ良さをプラスしたいという方は、グレージュカラーを取り入れることがおススメです。
また、自然素材をベースにするのではなく、白をベースに明るめのグレージュカラーやパステル調のグレイッシュカラーを取り入れることで、フェミニンさを残した北欧テイストに仕上げることも可能です。
グレーベースで、赤みが強くないグレージュカラーは、無機質な冷たい雰囲気を演出するうえでも効果的です。そのため、メインカラーに取り入れることで、スッキリとしたシンプルモダンテイストになります。また、アクセントとして使う場合は、ベースカラーを白として、アクセントにグレーの色味が強いグレージュカラーを組み合わせることで、色の明暗がはっきりして、シャープなラインが映えるモダンテイストに仕上がります。
単純にグレーだけでは、冷たい印象を与えますが、暖色系になるベージュが入ることで、柔らかな印象にすることが出来ます。木目調のグレージュカラーを選ぶことで、色はモダンに、柄はナチュラルになりナチュラルモダンテイストに仕上げることが可能です。
無機質な雰囲気を作り出すという点では、濃いグレーのグレージュカラーはインダストリアルテイストにも使えます。グレージュカラーであるモルタル床やコンクリート調の壁などの内装材で取り入れることや、ソファやダイニングチェアなど家具で取り入れることが人気です。
無骨さが目立つインダストリアルテイストを少し柔らかくした、ナチュラルインダストリアルテイストを目指す場合は、薄く明るめのグレイッシュカラーを取り入れることがポイントです。
グレージュカラーを取り入れたリノベーションを行うのであれば、どのように内装材やインテリアに取り入れることが出来るのか、取り入れ方のポイントをご紹介いたします。
ベースカラーで取り入れる場合には、面積の広い、床・天井・壁に取り入れることが出来ますが、グレージュカラーを壁や天井全面で取り入れると、重たい感じになってしまいます。そのため、ベースカラーとして選ぶのであれば、床がおススメです。
例えば、突き板やプリントタイプのフローリングであれば、木床でもグレージュカラーで仕上げることが出来ます。リクシルのラシッサやパナソニックのベリティスフロアーなど、グレージュという名前がついているフローリングもあり、他のメーカーでもグレー色が新商品や人気色として増えています。
また、クッションフロアやフロアタイルであれば、石目調やコンクリート調を選ぶことで取り入れることが出来ます。水に強い素材なので、キッチンや脱衣所、トイレの床としておススメです。
インナーテラスや、シューズクローク内などであれば、モルタル床にすることで取り入れることも出来ます。
部屋を重たい印象にしたくないという方や、どんなテイストにでも対応できる部屋にしたいとう方は、グレージュカラーをアクセントカラーとして取り入れることがおススメです。
最も簡単にアクセントカラーとして取り入れる方法は、一部の壁をグレージュカラーにするアクセントウォールという方法です。グレージュカラーのクロスでも、織物調や石目調、塗り壁調など素材の雰囲気にバリエーションがあるので、部屋のテイストに合わせて取り入れることが出来ます。テレビを設置する面の壁やニッチの中、キッチンの背面収納の上部などの壁にアクセントとして取り入れてみましょう。
トイレのアクセントウォールに使えば、比較的狭い空間でも圧迫感がなく、スッキリとした雰囲気を作れます。また、寝室の一面であれば、大人の落ち着いた雰囲気にすることが出来ます。
また、天井の一部で取り入れるのもオシャレです。LDKのキッチン空間だけ下がり天井にしてグレージュカラーにすることで、重厚感のある雰囲気に仕上がります。
さらに、木フローリングに合わせて、ドアの色も同じグレージュカラーにすれば、壁の中でアクセントになるうえ、床との統一感が生まれます。他にも、家具やキッチン扉などで取り入れる方法もあります。
グレーとベージュが混ざった、人気のグレージュカラーは、大人おしゃれな雰囲気を作ることが出来るので、リノベーションの建材の中でも使われるようになっています。グレーとベージュ、それぞれの濃さや割合、素材によって、北欧テイストやシンプルモダン、インダストリアルなど、様々なテイストの家に取り入れることが可能です。グレージュカラーのフローリングを使って、部屋のメインカラーにすることや、クロスや家具、ドアで取り入れてアクセントカラーにすることも出来ます。
グレージュカラーを上手に取り入れて大人おしゃれな家へのリノベーションを成功させましょう。
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