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働きやすく暮らしやすい『自宅兼オフィス』をリノベーションで作る時のポイント

投稿日:2023年1月31日

コロナや働き方改革の影響もあり、仕事のスタイルや働く場所が多様化しています。ここ数年でして個人事業主になった人も増えています。そのため、最近は自宅に在宅ワークが出来るスペースというよりも、仕事の拠点となるオフィスを自宅と兼用するケースも増えています。自宅兼オフィスは、通勤の必要がなく効率的に仕事やプライベートの時間を使えること、オフィスを借りる費用の削減になるなどメリットが沢山あります。しかも、デスクワークだけではなく、アーティストのアトリエや配信スペースなどオフィスの使い方は様々です。

しかし、オフィスが自宅にあることによるデメリットもあります。そのため、自宅兼オフィスに家をリノベーションする際には、良いプランニングが必要です。仕事も生活もしやすい家にリノベーションするためのポイントをご紹介したいと思います。

1.プライベートオフィスにリノベする時のポイント

自宅に設けるオフィスでも、自分や家族だけが使用するオフィスか、外部の人も出入りするオフィスなのかによって、注意する部分や快適な間取りが異なってきます。ここでは、自分や家族だけが使用するオフィスの場合のリノベーションのポイントをご紹介したいと思います。

■プライベート空間とのメリハリを付ける!

自宅にオフィスがあるデメリットとしてよくあがるのは、プライベートな時間と仕事時間のメリハリがつけにくいという点です。特に、オフィスを自分ひとりや家族だけで使う場合は、時間の使い方も自分次第なので、プライベートなことが混同しやすくなります。そのため、オフィスゾーンと自宅ゾーンでメリハリが付けやすい環境にする工夫が必要です。

例えば、オフィスゾーンは土間にして仕事の時は靴を履くようにすれば、靴の脱ぎ履きでメリハリを付けることが出来るかもしれません。また、プライベート空間に仕事を持ち込まないように、自宅ゾーンとオフィスゾーンがそれぞれ見えないように壁やドアを設けたり、間にウォークスルータイプの収納スペースや書庫を設けて、仕事の荷物はそこに置いて自宅ゾーンには、入れないように意識できる空間を作ったりすることも効果的です。

■自分にとって仕事が捗る環境とは?

ワークスペースとプライベートスペースの自分にとって適切な距離感を知っておくことは重要です。仕事が捗る環境かどうか、自宅が安らげる環境かどうかは、個人差があり職種によっても異なります。

例えば、リモートによる打ち合わせが多い人にとっては、自宅側の音漏れが気になるかもしれません。反対に、音の出るような制作活動を行う仕事であれば、自宅にいる家族は音が気になって安らげないかもしれません。そのような場合は、防音性を高めるリノベーションが必要です。

しかし、中にはプライベート空間に密着している方が、仕事が捗りやすいという方もいます。家事も行いつつ合間に仕事を行いたい人にとっては、オフィスと自宅が分断されているよりも、自宅スペース内にワークスペースがある方が、隙間時間が使えて仕事の効率が上がるかもしれません。また、子どもの声が聞こえたり、遊んでいる姿が見えたりする方が、アイディアが湧き、制作意欲が高まるアーティストもいます。

音や視界など、自分にとって暮らしの空間と仕事の空間の距離はどれぐらいが適切かを確認したうえで、自分にとって適切な距離感が確保できる間取りにリノベーションしましょう。

2.外部スタッフが出入りするオフィスにリノベする時のポイント

ここからは、家族以外のスタッフがいる場合や、来客があるオフィスにリノベーションする場合のポイントをご紹介したいと思います。

■オフィスへの導線や施錠を明確に!

信頼できるスタッフがプライベート空間も出入りするということに抵抗がない方もいますが、仕事とプライベートを分けるため、家族や自分が安らげる空間を作るために、オフィスとプライベートの空間が分かれる間取りにすることは重要です。

室内でプライベート空間と行き来できるようにしても、可能であれば外部から直接オフィスに出入りできる通路や入口があり、それぞれに施錠できる方が便利です。独立した通路があれば、打ち合わせのために来客があっても、プライベート空間を通らずにすむので安心です。

しかし、マンションの場合などは、玄関は一か所になってしまうかもしれません。その場合でも玄関ホールにドアを設け、自宅ゾーンとオフィスゾーンそれぞれに鍵を設けて分けることがおススメです。その場合は、玄関の靴の収納場所を考えておきましょう。オフィスを土足のまま入れるようにするのであれば、玄関の土間から繋げる間取りにして自宅用のシューズクロークだけで充分ですが、オフィスも靴を脱ぐのであれば、脱ぐ場所をどこにするのか、どれだけの靴を収納するスペースが必要なのかを考えて確保しなければ、出入り口が散らかってしまい、使い辛く見栄えも悪くなってしまいます。オフィスと自宅それぞれの導線や必要な収納スペースを確保しておきましょう。

■水回りは独立させよう!

外部スタッフや来客があるとしてもオフィスがあれば、仕事自体はオフィス内がメインです。しかし、トイレや手洗い場などの水回りに関しては、オフィス用に確保しない限り、プライベート空間に入ってしまう可能性があるので注意が必要です。

家族のプライバシーを守るため、衛生的にしておくためにも、トイレは自宅側とオフィス側にそれぞれある方が使い勝手も良くなります。ウィズコロナ生活で室内に入る際の手洗いが習慣化されているので、オフィス側のトイレ内やトイレ付近に手洗い器があると、ウイルス対策にもなります。手洗い器の設置が難しい場合は出入り口にアルコール消毒液が置けるようにしておくことが出来るかもしれません。

また、ミニキッチンがあると、プライベート空間に入ることなく来客時にお茶出しがしやすくなります。しかし、ミニキッチンではなくても、大きな手洗いカウンターやウォーターサーバーで水は確保出来ますし、冷蔵庫やポットがあれば十分かもしれません。オフィス内で兼用できる物やカウンターの設置だけでも良いか、具体的に仕事の流れや来客時を想定して検討しましょう。

3. まとめ

自宅にオフィスを設けることで、経費を抑え、効率良く仕事やプライベートの時間を使えることが出来るので、自宅兼オフィスの家にリノベーションする方が増えています。自宅にプライベートオフィスを設ける際には、仕事とプライベートのメリハリがつきやすい間取りや工夫を意識することや、自分にとって仕事が捗り快適に暮らせる距離感を把握したうえでリノベーションすることが大切です。また、外部からの出入りがあるオフィスであれば、防犯性を高めプライベート空間を快適に過ごすために、導線や水回りを分けて、それぞれ施錠できるようにしておくことや収納スペースを確保しておくことが大切です。

自分の家だからこそできるリノベーションで、働きやすい環境と、暮らしやすい環境を手にいれましょう。

リノベ@計画とは

リノベーション・リフォーム専門会社 「リノベ@計画」 です。中古物件探しからリノベーション、アフターフォローまでワンストップでサポートさせていただきます。これから住み始める家や、現在お住まいのお宅を、家族構成や趣味嗜好、ライフスタイルや、様々な変化に合わせて、リノベーションしてみませんか?「リノベ@計画」は、“自然素材” にこだわり、住む方の健康そして地球にも優しい住宅を、お客様に寄り添って一緒につくっていきます。あなたの夢のリノベを一緒に考えさせてもらえませんか?

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