分譲住宅に住むことや、自分の家をリノベーションしたりするのに、本来年齢や性別は関係ありません。しかし長い間、マイホームを持つのは家族持ちのお父さん、リフォームやリノベーションをするのは、老後になったり、介護が必要になったりしてからなど、勝手なイメージが出来ていました。しかし、最近は世代や性別を問わずライフスタイルや家に対する見方の変化によって、様々な人が家をもつことが出来るようになっています。特に一人暮らしの方、シングルライフを満喫している方がマイホームを検討するケースが増えています。
そんな一人暮らしの方がマイホームをもつうえで、新築よりも中古物件を購入してリノベーションして住むという方法は人気で、充実した生活を送るうえでベストな方法とも言われています。なぜでしょうか?
中古物件を購入してリノベーションして住むことは、なぜ一人暮らしの方に向いているのでしょうか?また、一人暮らしを充実させ、日々の暮らしの満足度をアップさせることと、どのように関係するのでしょうか?
社会人になって、生活に大きな変化が無い限り、住み慣れた地域や住みやすいエリア内で賃貸物件を渡り歩いているかもしれません。好きなエリア、住みやすいと思う地域が見つかっている方にとって、何十年も同じ区域に住んでいるという方は少なくありません。
しかし、長年同じエリアに住んでいる方の多くは、自分が住み始めた時期より家賃相場が上がっている状況を目にしています。今より、築年数の浅い物件や広い物件、設備が整った物件に引っ越すとなると、ほとんどの場合、今よりも家賃が高くなってしまうものです。賃貸物件に住む方にとって、自分の住み慣れたエリア、立地条件の良い環境に住み続けることは、家賃を払い続けること、また、より良い条件の物件に住むことは、その家賃が高くなることを意味しています。
そこで、賃貸でも分譲でも、自分が住む家にお金を払うのであれば、自分の持ち物になる方が賢明と感じるかもしれません。しかも、新築を買う費用と賃料を比較すると分譲住宅は高くなるかもしれませんが、何十年も家賃を払ってきた費用で、中古物件であれば購入できていたというケースは少なくありません。さらに、お気に入りの区域内に新築が建つ可能性は低く、エリア内でも駅やスーパーといった生活県内から遠くなるのが一般的です。しかし、中古物件であれば、立地の良い物件の選択肢が多くあります。住み慣れた安心できる環境で、かつ購入費用を抑えて自分の家を持てるので、一人暮らしの方にとっても、マイホームを持ちやすい方法になっています。
立地が良いだけでは、日々の暮らしをいっそう充実させることが出来るとは言えないかもしれません。住む区域は変えずとも、より良い間取りや、内装、設備などを求めて家を変える人は少なくないからです。このことからも、立地がどんなに良くても毎日の生活を送る家の中も、心地良いものでなければ意味が無いことが分かります。
賃貸物件の場合は、自分の暮らしを家の間取りやデザインに合わせる必要があります。しかし、持ち家であれば、リノベーションによって間取りやデザインを自分に合うように変えることが出来ます。日々、お気に入りに囲まれて暮らせるのです。
中古物件を購入してリノベーションするのが良いと言われるのは、単に築年数が古いからキレイにする必要があるという目的だけではありません。立地が良く、築年数の期間分、構造の安全・安心、治安の良さが実証されているというメリットがある中古物件を選び、かつ自分の暮らしに合った間取りやお気に入りに囲まれて暮らすためにリノベーションすることで、毎日の暮らしの満足度をアップさせることが出来るからなのです。
一人暮らしの方が持ち家をもつことの良さは、購入条件だけでなく、長く住んでいく中にもあります。どんなメリットがあるでしょうか?
賃貸物件に住んでいると、パートナーと住み始めたり、結婚したり、数人でルームシェアを楽しむなど、ライフスタイルが変わった際に、部屋が足りない、設備機器が小さいと感じても、リフォームすることが出来ません。どんなにお気に入りの慣れ親しんだ場所でも、引っ越す必要が生じる可能性もあります。しかし、中古物件を購入して自分の家にしていれば、ライフスタイルの変化に合わせて自由にリフォームやリノベーションすることが可能です。
中古物件を購入してすぐにリノベーションする際にも、将来の変化を前もって考え、少し広めの中古物件を探すことや、自由に間仕切りで空間を区切れるように、個室を作りすぎないようにリノベーションしておくことなどが出来るかもしれません。住みながら細かな点をDIYで作り込めるようにした方もいらっしゃいます。
中には、購入して住んでいた物件が、子供が生まれて家族で暮らすには狭すぎるなど、ライフスタイルの変化に対応していない広さの場合があります。そのような場合、賃貸であればただ引っ越しが必要で、退去時の費用もかかるかもしれません。
しかし、持ち家であれば、物件を売って新しい家の購入費用の一部にあてたり、賃貸物件のオーナーになって貸し出したりすることが可能です。どちらの場合でも家を資産として活用することが出来るのです。一人暮らしの際に、自分にとって立地が良く住みやすい家だったということは、貸し出すうえでも人気物件になりやすいというメリットがあります。特にリノベーションしてさらに住みやすい、一人暮らし向けになっているという点も、賃貸物件として価値が上がります。今は自分が住むために探した中古物件でも、リノベーションしてお気に入りの家にしておくことは、将来、賃貸オーナーになった際の投資をしていることになるかもしれません。
最近は、年齢や性別、立場に関係なく充実した生活を送るために、マイホームを持つ方が増えています。特に一人暮らしの方であれば、物件の安さや、住み慣れた立地条件が良い物件が多いことから中古物件を購入してマイホームを持つことが良い方法になっています。さらに、好きなものに囲まれた満足度の高い生活を送るために、また、将来ライフスタイルが変わった際や、賃貸オーナーになっても物件価値をもたせるためにも、リノベーションをすることも大事です。
マイホームを持つのは家族持ちだけ、なんてイメージの時代もありましたが、一人暮らしの方も、中古物件を購入してリノベーションして住むことでマイホームを持って充実した生活に繋げられるかもしれません。
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