子供たちの成長に合わせ、学校に入学する前に、進学前にマイホームをもとうと考えておられる親御さんは多いかもしれません。まずは、モデルルーム巡りをしたり、マンションのパンフレットを集めたり、と新築を見て回るかもしれませんが、新築は高い、そもそも住みたいエリアに新築が少ない、と感じ、中古物件という選択肢にも目を向け、どちらがいいのだろうか、と悩む方もいらっしゃいます。
妥協や後悔することなくマイホームをもつには、新築と中古どちらがいいのでしょうか?
新築も中古も、メリットに関してはすぐに情報が集まるものです。しかし、問題を解決するためには、懸念点を明確にしたうえで比較する必要があります。それぞれ、どんな懸念点があるでしょうか?
せっかくマイホームを持つなら新築が良い!という方は多いですが、良いことばかりではありません。中古物件にするかどうかを悩ませる、新築の懸念点として下記の理由があげられます。
●とにかく高い(中古に比べて倍近い価格になっているエリアもあります。)
●立地の良いエリアが少ない(発展途中の地域が多く、便利なところには既にマンションが建っている。)
●モデルルームのみの内覧で実際の建物や部屋を確認できないこともある
新築の一番のデメリットとして挙げられるのが、価格の高さです。立地の良い場所、人気の間取り、最新の設備機器やオプションなどが付くと、さらに費用が高くなってしまいます。
その反面、新築を購入するには予算が足りないと思っておられる方でも、中古物件であれば予算内に収まる、余裕が出るという場合がほとんどです。しかも、住みたい場所や立地条件の良い場所に物件があることも少なくありません。
しかし、中古物件をマイホームにすることを懸念する方もいらっしゃいます。それには、下記の理由があげられます。
●中古=古い・汚いというイメージがある
●初めてのマイホームだから新しいところがいい
●気に入った間取りや設備の物件がない
●劣化具合・構造面が心配
どんなに、購入費を抑えられたとしても、立地が良くても、懸念点が解決されない限り、ただ中古物件をマイホームのために購入するのは妥協点が多いかもしれません。
新築か、中古かだけで比較すると、同じぐらい懸念点があると感じるかもしれません。また、妥協できない点が比較しづらい、比較してもどちらも同じレベルだと感じる場合もあります。しかし、マイホームをもつうえで、もうひとつの方法をプラスすることが出来ます。中古物件の場合はリフォームやリノベーションをすることが出来ます。
新築と中古だけで比較するのではなく、中古+リノベーションで比較してみましょう。それぞれのメリット・デメリットを列挙して比較することも出来ますが、中古物件は新築より費用が抑えられるので、その分をリノベーションにまわして、同じ予算内で立地条件や建物の状態を比較することも出来るかもしれません。
中古物件を購入してマイホームにすることを懸念しておられる方でも、リノベーションによって問題が解決した、むしろお気に入りのマイホームになったという方は少なくありません。上記で取り上げた中古物件の懸念点を、リノベーションがどのように解決策となるのかをご紹介したいと思います。
建物そのものの築年数を新しくすることは出来ませんが、リノベーションによって室内を新しい状態、誰もまだ使っていない内装や設備機器に変えることが可能です。経年劣化や他の人の使用感などは無くなります。
建物が建った時代に流行ったデザインや、古い型の設備機器、ライフスタイルに合わない部屋数の中古マンションであっても、リノベーションをすれば、自分好みのテイストや間取りに変え、使い勝手の良い、最新の設備機器を取り入れることが可能です。むしろリノベーションであれば、メーカーやデザインを選べるだけでなく、造作することも出来るので、既にメーカーやデザインが決まっている新築マンションの住宅設備と比べ、選択肢が広がり、よりお気に入りの部屋にすることが出来ます。
築年数が古い物件は、地震に弱いのではないか、構造面が大丈夫かどうか心配、という方もいらっしゃいますが、モデルルームでしか確認できない新築に比べ、中古物件であれば、購入前に構造や劣化具合も確認することが可能です。むしろ、今まで問題なく建っていることが、構造面の良さを証明してくれているとも言えます。しかし、建物の経年劣化は絶対に起こっています。だからこそ、リフォームやリノベーションのプロに物件の内覧に同行してもらうことが重要です。部屋の中だけではなく、マンションの状態や共用部分、設備機器の見えないところもプロの目線で確認してもらいましょう。リノベーションをすることを前提にしていれば、希望の間取りや設備を設置するのに適した部屋かどうか、見えない部分のリフォームがどれだけ必要かどうかも、一緒に判断してくれます。また、戸建てであれば、物件の耐震診断を行い、必要であれば耐震リフォームを行うことも出来ます。強度を保つうえで必要な柱や梁も明確なので、リノベーションプランに組み込んでいくことが出来て安心です。
単純に中古物件を購入して住むと、住み始めてから設備機器の不具合に気づき修理が必要になったということもあります。しかし、リノベーションをすることで壁の内部や床下、天井裏などの構造面、配管や配線の状況確認も前もって出来るので、安心して住むことができ、予定外の出費を抑えることも出来ます。
マイホームをもつための方法として新築か中古物件かだけが比較されやすいですが、中古物件をリノベーションして住むという方法も選択肢に入れることが出来ます。中古物件であれば、新築に比べ購入費用が安く、立地条件の良い場所の選択肢も増えます。そのうえ、リノベーションをすることで、新築のような新しさや最新の設備機器が整った家にすることが出来ます。さらに、プロに内覧を同行してもらって構造面の状態を確認したり、リノベーションにふさわしい物件を選んだりすることができ、安心できるマイホームを効率的に見つけることができます。
中野区でマイホームを手に入れるなら、リノベ@計画が中古物件探しからリノベーションまでのお手伝いをします!