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古材・足場材が人気!使い込まれた味わいを楽しむインテリアとは?

投稿日:2020年7月15日

インテリア雑誌などで注目を集めているインテリアを彩る材料に、古材や足場材があります。元々は、インテリアとしてではなく別の用途に使われていたものが、最近はアンティーク家具を取り扱う店で購入できたり、インテリア作りのために直接、建築会社や、建材屋に問い合わせる人も増えてきたりするほど、一部では人気です。そこで、今回はインテリアの材料として注目されている、古材と足場材の魅力や楽しみ方をご紹介したいと思います。

1.インテリアを彩る古材と足場材とは?

古材や足場材がそもそも何を指しているのか、どんな物なのかを知らないという方も少なくないかもしれません。まずは、古材と足場材について見てみましょう。

■古材って何?

古材とは、古い建築材料のことを指していて、古さの点で明確な定義はないものの、築50年以上前の民家で使われていた木材が一般的に古材と言われています。古民家と言われる家の材料で、柱や梁に使われた松や、床のヒノキ、外部に使われた杉など、色々な天然木が用いられています。古材の魅力は、木そのもの年数に加え、建築時に職人や大工さんなどによって付けられた印など、手仕事の跡が残っていること、民家ならではの生活痕も含め、新しい木材には無い、出来ない、味わいが残っているという点です。

■足場材って何?

足場材とは、建物を建てる時や塗装をする時など高所作業しやすいように設置する足場の材料、職人さん達が歩く部分の板で、足場板と言われる部分をインテリアでは使われています。現在は、スチールやアルミといった金属系が用いられていますが、以前は木材が主流でした。最近は、木材の足場板でも集成材を使っているところもありますが、インテリアで人気の足場板は、杉材を利用した古く、足場板としての役目を終えた板を指しています。足場材も古材と同様、経年変化を楽しむという点で、また強い材料としてインテリア材に注目されるようになりました。

2.古材と足場材をインテリアで楽しむ!

使い古された古材や足場材は、本来の使い道が無くなれば、廃材として扱われるようなものです。そのような、廃材をどのようにインテリアの材料として使うことが出来るのでしょうか?

■アンティーク・レトロなインテリアに溶け込む古材

古材そのものに歴史が刻まれているので、最も似合うインテリアのテイストと言えるのはアンティーク、もしくはレトロな空間です。古材なので、古い物に囲まれた空間に溶け込むのは当たり前ではありますが、古材を床のフローリング材として、また家具や装飾に使うことで、さらに重厚感を加えてくれます。アンティークなインテリアの場合、内装材に新しいものを使うと統一感を出すのが難しくなります。そのため、床材やドアなどの建材に古材を使うことで、新しい内装材と歴史のあるアンティーク家具との架け橋的な存在となり統一感を出せます。
また、古材の良さは、和洋問わず歴史を感じさせるインテリアに似合うという点です。古材の原点である古民家スタイルにはもちろんのこと、ヨーロピアンアンティークといった洋風なインテリアにも溶け込みます。

■足場材はインダストリアルテイストにマッチ!

男女問わず人気のインテリアテイストとしや、インダストリアルテイストがあります。インダストリアルというのは、「工業の」または「産業の」という意味があり、工場や建築現場を彷彿させるインテリアスタイルです。まさに、建築現場で使われていた足場材は、インダストリアルにもってこいの材料です。
足場板と、アイアンやパイプ管を組み合わせてテーブルやキャビネットを作って家具として使うことで、部屋の雰囲気を大きく左右すると言っても過言ではないほど、インダストリアルテイストに欠かせないアイテムになります。

■古材も足場材も似合うシャビーシックスタイル

シャビーシックスタイルのシャビ―には、「古めかしい」または「みすぼらしい」という意味があります。古めかしいという表現にピッタリな経年劣化で風合いが出ている古材、建築現場で使いこまれ、インテリアとしては良い意味でみすぼらしい足場材は、シャビ―シックスタイルにマッチする材料と言えます。
新しいものを、シャビ―調に加工する方法もありますが、古材や足場材を使えば、手間をかけずに自然の風合い、本当のシャビ―を楽しめます。

■同じ材料でもテイストを変えることで味が出る!

古材や足場材という同じ材料を使っても、使い方や仕上げの塗装の種類などによって、雰囲気を大きく変えることが出来ます。
例えば、アンティークなインテリアは、大人の落ち着いた雰囲気なので飴色の塗装仕上げ、古民家には、柿渋塗装やミツロウなどの自然素材のワックスで仕上げると雰囲気が出ます。また、インダストリアルは無機質で、雑然としたカッコよさを感じるスタイルなので、あえて、そのまま使ったり、オイルステインで仕上げたりするのがおススメです。さらにシャビーシックの場合は、どこか可愛らしさがあるスタイルなので、白のペンキなどで色を付けると、よりシャビーシックスタイルに近づけます。
自分がやりたいスタイルを明確にしたうえで、古材や足場材の使い方を楽しみましょう。

3.まとめ

築50年以上前の民家で使われていた古材や、古くから使われてきた杉板の足場材は、その味わいを生かして、インテリアとして取り入れられることが人気となっています。古いこと、汚れていることが処分すべき物としてではなく、アンティークやレトロな空間で重厚感を演出したり、インダストリアルなカッコよさを作り出したり、シャビ―シックの風合いのある可愛らしさなど、様々なインテリアスタイルを生み出してくれます。むしろ希少価値が高く、大量に手に入れられない古材や足場材だからこそ、オリジナル性の高いインテリア作りを楽しむことが出来ます。

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