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コンセント計画

リノベーションで意外と失敗しがちなコンセント計画とは?

投稿日:2020年12月25日

間取りや水回り設備、インテリアコーディネートなど、比較的目に見える部分を中心に打ち合わせをするリノベーションで、意外と後悔したり、追加でリフォームすることにしたりする部分があります。それは、コンセントの位置や数です。コンセントは家全体で考えると小さな部分に感じるかもしれませんが、生活していく中では導線や家事をスムーズにするなど、重要な要素となるため、生活しだしてから、コンセント計画に失敗していたことに気づいたという方は少なくありません。
リノベーションで後悔しないために、コンセントのプランニングをどのように行えば良いのでしょうか?

コンセント計画の失敗例とは?

実際にどんな点に後悔を感じているのでしょうか?また、そもそも後悔を招いてしまう原因はどこにあるのでしょうか?

■コンセント計画の失敗例

必要な場所にコンセントを設置したものの、高さが悪く家具で隠れてしまい使えないという失敗例があります。家具裏のコンセントから延長コードで表に引っ張ってくることになってしまい、見栄えも使い勝手も悪くなってしまうのです。場合によっては、使うことさえ出来ない場合もあります。部屋とコンセントの位置だけを考えるのではなく、家具などの配置やコンセントの高さも踏まえて計画しましょう。
反対に、あればあるだけ良いと思って、部屋中に沢山付けたというケースもあります。たしかに無いよりは安心かもしれませんが、リノベーション後に一度も使っていないコンセントがあるのは勿体ないだけです。コンセントの器具代、設置費用もかかりますし、場所によっては見た目も悪くなってしまうかもしれません。とりあえず設置するのではなく、必要な箇所をしっかりと計画しましょう。

■プランニング段階では意外と分かりにくい!?

中には、リノベーションの打ち合わせの際に、コンセントの位置を話しあった記憶がないという方もいらっしゃいます。平面図にコンセントの位置が分かるようにコンセントマークや数は記載されているものの、どんな高さでどんなサイズの物が、どのように設置されているのかイメージまではしていないかもしれません。

ここにだけはコンセントが欲しいというのを伝えはしても、口頭のみの打ち合わせで、各部屋のコンセントの位置を伝え、確認していないというケースもあります。必要そうなところに、必要な数だけ、という感じに、担当者のプランニング任せにしてしまっているケースも少なくありません。
たしかに、部屋の用途によってプロは必要なコンセントの数や位置などをプランニング出来ますが、生活スタイルは家庭によって違い、使いやすい高さ、用途なども具体的に分かっていないと設置できない位置もあります。後悔しないためには、コンセントに関しても細かく打ち合わせするようにしましょう。

リノベーションで付けると便利なコンセント位置

後悔しないリノベーションにするために、多くの方があると便利だと感じたコンセントの位置をご紹介したいと思います。

■キッチン・ダイニングテーブル周り

意外と必要なのに少ないのがキッチン周りです。電子レンジや炊飯器、トースターなどの調理家電にコンセントが占領され、ミキサーやフライヤーホットプレートなどを使う際に、コンセントが空いていないという場合があるかもしれません。
そこで、キッチンの正面の壁やカウンターテーブルの立ち上がり部分の壁にコンセントがあると便利だと感じておられる方は少なくありません。また、ダイニングテーブルや作業台の天板にカバー付きでコンセントを設けることも便利です。

■ベッド・寝室周り

就寝時に携帯を充電する方や、目覚まし時計として携帯を使っておられる方は多いのではないでしょうか?そのような方にとって、ベッド周りや寝室にコンセントがあると便利と感じておられます。携帯の充電コードはそれほど長くないため、せっかくコンセントがあっても届かなくて延長コードを使うのでは意味がないので、ベッドのように高さがある場合は、コンセントを足元ではなくベッドやサイドテーブルの高さに合わせて付けると便利です。

■収納・納戸内

一見必要ないと感じるもののあると便利なのが、収納・納戸の中です。最近は、充電タイプの掃除機を使っておられる方が多く、掃除機を使いたい時には充電が完了している状態にしておきたいものです。普段、掃除機を収納している納戸にコンセントがあれば充電しておくことが可能ですし、充電のために表に出して邪魔になったりインテリアを壊したりしなくてすみます。
また、納戸内に照明を付けなくても、コンセントタイプの照明を設置することもできるというメリットもあります。

■デスク・ホームオフィスを考える!

今までは必要に感じていなかったのに、コロナ禍で急に必要性を感じるようになったという点に、自宅でのリモートワークでのデスク周りのコンセントです。パソコンひとつあれば仕事が出来るようになったとはいえ、プリンターやタブレットや携帯など電子機器が中心となる環境で、コンセントは必須です。今まで使っていなかった部屋やスペースをワークスペースにしたため、コンセントが無く、延長コードで引っ張ってきているというお宅も少なくありません。

ワークスペースとして使うかもしれないカウンターテーブルの手元や、ダイニングテーブルの床にコンセントを設けることが出来るかもしれません。またリノベーションの際に、ホームデスクやホームオフィスを作るケースが増えていますが、その際には、電子機器の配置場所も踏まえたうえでコンセントの位置を確認しましょう。電子機器の線が混線して見た目が悪くならないようにデスク内に納められないかなど、見た目の計画も必要です。
また、タブレットやパソコンを使った勉強法が増えている子供達の机にもコンセントを設けることを忘れないようにしましょう。しかし、逆に子どもたちが勝手に電子機器を使うのを防ぐために、コンセントの数を減らし、リビングなど家族が見える場所で使ったり充電できたりするように、コンセントの位置を計画しておられる方もいらっしゃいます。

まとめ

リノベーション後に後悔したという点で意外と多いのがコンセントの位置や数です。後悔しないためには、打ち合わせ時に、コンセントの位置を明確にしておきましょう。高さや数の確認、使い勝手や見え方のプランニングも必要です。コンセントを設けるだけでなく、コンセントの数を減らすことで、見栄えを良くし、コスト削減になったり、家族の電子機器の使い方を調整する役割を果たしたりする場合もあります。
あると便利と感じるか、必要ないと感じるかは、家ごとに異なっています。具体的に生活の流れや動きをイメージして、打ち合わせの段階でしっかりと計画し、後悔のないリノベーションにつなげましょう。

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