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リノベーションでマンションの暗い玄関を明るくする方法とは?

投稿日:2022年6月16日

玄関は多くの人にとって毎日使う場所です。しかし、暗い玄関は少なくありません。戸建てに比べ、マンションでは特に暗さを感じやすいかもしれません。長くとどまる場所ではないとはいえ、家族を迎えたり送り出したり、お客様を出迎える場所でもあるので、玄関が暗い、狭いというのは家のデメリットと言えます。さらに、中古物件の内覧で、玄関を開けた第一印象が暗いと、家全体のマイナスイメージに繋がってしまうことがあります。しかし、玄関を明るくする方法を知っていれば、第一印象にとらわれることなく、物件の価値を冷静に判断することに役立ちます。

そこで今回は、戸建てと比べて特にマンションの玄関に暗い家が多い理由や、明るくするリノベーションの方法、物件選びのコツをご説明したいと思います。

1.マンションの玄関は暗くなりがち!?

そもそもマンションの玄関が暗くなってしまう理由はどこにあるのでしょうか?理由を知ってリノベーションで、どのように改善できるかを考えてみましょう。

■居室優先になりがちな明るさ

戸建ての場合は、どの部屋も明るさを意識した建て方やリノベーションが出来るかもしれませんが、マンションの場合は、器となる建物のカタチが既に決まっているため、日当たりに限界があります。決められた空間で、日当たりや明るさを考えると、窓があり明るい空間にLDKや仕事部屋といった居室を優先してレイアウトするため、おのずと玄関は暗いスペースになってしまいます。日当たりの良い南側にLDKを配置すると、玄関は北側になることが一般的で、寒さも感じやすい空間になっているかもしれません。

居室優先にするのは、明るさだけではなく、広さという点でもあてはまります。玄関は、リビングなどの居室に比べ、家族が集まったり、くつろいだりするわけでもないので、居室を出来るだけ広くとるために最低限の広さに抑えられるのが一般的です。窓もなく、壁に囲まれた狭い玄関は、視覚の点でも暗さを引き立ててしまっているかもしれません。

■玄関の位置を変えられないマンション

戸建ては、明るい位置に玄関を設けたり、玄関ホールに窓を設けたり、採光が出来る玄関ドアにすることで、明るさを取り入れることが出来るかもしれません。しかし、マンションは、玄関が共用部分となるので位置やドアが変えられないという点も、暗い問題が解決されない理由のひとつになっています。

仮に、玄関周辺に窓があっても、マンションの建ち方によっては、日が入らなかったり、号室によってはエレベーターや階段があって暗くなったりしている場合もあります。しかも、不特定多数が通る廊下に面している玄関まわりは、防犯的にも、大きく開放的な窓が付いているという事はほとんどありません。

2.リノベーションでマンションの玄関を明るくする方法とは?

マンションには玄関が暗くなりがちな理由がありますが、明るくする方法もあります。リノベーションの方法や中古物件選びの際のポイントをご紹介したいと思います。

■居室の明るさを活用したレイアウトと用途を広げた玄関

玄関の位置が変えられないマンションでも、居室に入る明るさを活用したリノベーションを行うことが出来ます。明るさが入る居室と廊下や玄関ホール、玄関を隣接するようにレイアウトして、採光ガラスの付いたドアにすることでドアから自然光を取り入れることが出来ます。また、室内窓を設けることによっても、採光することが可能です。間仕切り壁を天井までにせずに、光が入る高さにするという方法もあります。

さらに、狭くなりがちな玄関を幅広い用途で使えるようにすることで、空間としての優先順位があがり、広くて圧迫感の無い空間にすることが出来ます。例えば、玄関土間をリビングに繋げることで、開放的な空間になります。シューズクロークを設けて収納スペースに繋げることでも、広くなり、居室と近い位置にレイアウトすることも出来るかもしれません。

■玄関を明るく出来る物件探し

リノベーションで間取りを変えることによって居室の明るさを取り入れやすくなるとはいえ、物件によって思うようにリノベーション出来ない場合もあります。例えば、部屋自体が北西向きで居室にも明るさが入りづらければ、採光ドアを設けても玄関を明るくすることは出来ないかもしれません。また、部屋そのものがL型になっていたり凸凹が多すぎたりする場合や、規約上動かすことが出来ない水回りやパイプスペースが玄関周りにあってレイアウトが変えられなかったりする場合も、リノベーションをしても明るさが玄関には入らないかもしれません。さらに、玄関部分に梁があって圧迫感があり、暗さを感じるというマンションもあります。

そのため、物件選びの際から玄関を明るく出来るかどうか、意識して探すようにしましょう。リノベーションで間取りを大きく変えることが可能かどうか、柱や梁などの構造体が暗さの原因になっていないかを確認しておくことは、明るい玄関を作るリノベーションをする点で重要です。

3. まとめ

家の顔でもあり、毎日使う場所でもある玄関ですが、暗さを感じる玄関は少なくありません。特に、玄関ドアの位置や種類を変えられず、限られた空間で居室の日当たりを優先するマンションでは、玄関が暗くなりがちです。しかし、居室との繋がりを考えた間取りにリノベーションして、採光ドアや室内窓を設けることで、玄関に明かりを取り入れることが出来ます。また、明るい玄関を作るためには、家自体の日当たりや、梁などの構造部分の位置を確認するなど、物件探しの時からリノベーション出来るかどうかを意識しておくことは重要です。

賢い物件選びとリノベーションによって、住む人や来客者を明るく出迎える、明るい玄関のある家にしましょう!

リノベ@計画とは

リノベーション・リフォーム専門会社 「リノベ@計画」 です。中古物件探しからリノベーション、アフターフォローまでワンストップでサポートさせていただきます。これから住み始める家や、現在お住まいのお宅を、家族構成や趣味嗜好、ライフスタイルや、様々な変化に合わせて、リノベーションしてみませんか?「リノベ@計画」は、“自然素材” にこだわり、住む方の健康そして地球にも優しい住宅を、お客様に寄り添って一緒につくっていきます。あなたの夢のリノベを一緒に考えさせてもらえませんか?

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