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マンションでも出来る!緑に囲まれた家へのリノベーション

投稿日:2023年4月8日

木々が芽吹き桜やチューリップなど色鮮やかな花が咲き自然を感じられるこの季節になると、家の中でも植物を育てたり、植え替えたり、緑に囲まれた家にしたいと思う方は少なくありません。しかし、意外と思い通りに植物を楽しめないと感じる方は多いものです。その原因は家にあるのかもしれません。その場合は、リフォームやリノベーションのタイミングで観葉植物など緑を楽しめる空間を意識して家づくりを行うことは大切です。

庭のないマンションでも、自然を感じ、緑に囲まれた家にするためのリノベーション方法をご紹介したいと思います。

1.マンションでも室内で緑を楽しむためには?

マンションには植物を地植えできるような庭がなかったり、ベランダに置ける物の制限があったりして、戸建に比べると緑を楽しめる場所に限りがあります。どのように室内に植物を育てる場所を取り分けることが出来るでしょうか?間取りに緑をプラスするヒントをご紹介したいと思います。

■窓際にグリーンコーナーを設置

大抵の植物は、カーテン越しの太陽光や日当たりの良い場所に置くことで、元気に育てることが出来ます。そのため、室内であっても窓際にグリーンコーナーを取り分けることを意識しましょう。

その点で、出入りできる掃き出し窓の前に置くことも出来ますが、出入りの邪魔にならないように腰窓を活用することが出来るかもしれません。腰窓の前に造作で棚を設け出窓のようにすることで植物を窓際に置くことが出来ます。小ぶりのプランターであれば、窓のある壁際に20㎝程の奥行きの棚を設けるだけでもいくつもの植物を飾ることが出来ます。あえて棚の奥行きを40㎝以上にして下を本棚や収納棚にするなら、グリーンコーナーで部屋が狭くなっても、収納力はアップすることが出来るかもしれません。

■天井や壁を活用して緑を楽しむ

植物にとって環境が良い窓際の日当たりの良い場所は、生活する部屋としても良い位置と言えます。そのため、植物のためにスペースを取り分けすぎて生活スペースが狭くなったり、植物が邪魔になったりしてしまわないように注意が必要です。

暮らしを優先することで植物を置くスペースがないと感じる場合は、天井や壁に注目してみましょう。壁に棚を設けることで、床に家具があっても、その上部に植物を飾ることが出来るかもしれません。また、多肉植物など土の量が少なかったり、エアープランツなどの土の必要がなかったりする植物であれば、絵のように壁に飾ることも出来ます。壁を緑のスペースにするには、ピクチャーレールを設置しておけば、自由に壁を使いやすくなります。

また、天井にフックを設けたり、ライティングレール(ダクトレール)を活用したりして植物を吊り下げるハンキングプランターにすれば、床に置く場所がなくても日当たりの良い窓際に植物を配置することが出来るかもしれません。

天井や壁を活用する場合は、植物の重さに耐えられるように補強をしておく必要があるので、リノベーションの際には、植物を置くことを事前にリノベーション会社に伝えておきましょう。また、吊るすことが出来ても、長さによっては通行の邪魔になる場合があったり、照明と一緒にレールを使う場合は植物で影が出来て暗くなったりする場合もあるので、吊り下げる長さや植物と照明器具のサイズを確認しておくことが大事です。ハンキングプランターのスペースを広くとって楽しみたいのであれば、吊り下げる空間の天井をリノベーションで高めにしておくことで、高さを変えて色んなサイズの植物を楽しむことも出来ます。

2.緑を快適に楽しむ家にリノベーションするポイント

リノベーションでは、ただ緑を置く場所を決めておくこと以外にも、よくプランニングすることで、緑に囲まれた家を快適に使いやすくすることが出来ます。緑を快適に楽しめる家にするためのリノベーションのポイントをご紹介したいと思います。

■植物の配置も図面に入れてチェック

沢山の植物を育てられる家にしたい、と思っているのであれば、リノベーションのプランニングの時点で、間取りの図面の中に家具のように植物の配置場所も入れておくことは役に立ちます。どれぐらいの大きさの植物を育てるのか、どれぐらい成長するかを踏まえて導線の邪魔にならないかをチェックしておきましょう。

また、植物を育てるうえでは水やりなどの世話も必要です。数が多かったりサイズが大きくなったりすると手間もかかります。図面で配置をチェックする際には、水道が近く水やりがしやすいか、植え替えや日光浴のためにバルコニーに出しやすい位置にあるかなど、世話をする際の動きもチェックしておくことは大切です。

■植物に合った内装材を採用する

緑が年中家の中にあることを考えるなら、内装材の種類や質にもこだわっておきましょう。霧吹きで水を上げたり、水やりで水滴がこぼれたりしても大丈夫なように、グリーンコーナーの床はタイルにすることが出来ます。クッションフロアも水に強く掃除がしやすいですが、柔らかい素材なので重いプランターを置いていると跡が残ってしまうかもしれません。フロアタイルなどの硬い素材の方がおススメです。

また、自然素材の内装材は、調湿効果があるため湿気を防ぎ土のカビや虫の繁殖を防ぐことが出来ますし、インテリアコーディネートの面でも植物とのバランスが良くおススメです。しかし、土による汚れが目立たないような色の壁材や床材を選ぶことや、虫がつきにくいようなワックスを使うことなどを意識しておきましょう。

3. まとめ

庭のないマンションであっても、リフォームやリノベーションの際に意識して良いプランニングを行えば、緑を楽しめる自然に囲まれた家にすることが出来ます。緑を元気に育てるために腰窓の壁に棚を設けたり、天井や壁を活用したりして緑を配置できないか検討してみましょう。リノベーションの際には、図面に植物を置く場所を記載して世話に必要な導線を確認することや、汚れに強くカビや虫を避けられる内装材を使うことを意識することで、緑を快適な環境で楽しむことが出来ます。

マンションであっても緑に囲まれ、緑を楽しめる家にリノベーションしてみてはいかがでしょうか。

リノベ@計画とは

リノベーション・リフォーム専門会社 「リノベ@計画」 です。中古物件探しからリノベーション、アフターフォローまでワンストップでサポートさせていただきます。これから住み始める家や、現在お住まいのお宅を、家族構成や趣味嗜好、ライフスタイルや、様々な変化に合わせて、リノベーションしてみませんか?「リノベ@計画」は、“自然素材” にこだわり、住む方の健康そして地球にも優しい住宅を、お客様に寄り添って一緒につくっていきます。あなたの夢のリノベを一緒に考えさせてもらえませんか?

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